HTML-lint 対策の具体案(フレーム編)


−−−−−開設 2005.1.27 更新 2005.2.6

Another HTML-lint ・・・ここでチェックができます。

 HTML4.01 では、フレーム分割を設定するための特殊な文書型定義が用意されています。
 それが Frameset DTD で、その HTML を HTML4.01 Frameset と呼びます。
 HTML4.01 Frameset は HTML4.01 Transitional とほぼ同じですが、違いと対策は下記のとおりです。
 その他の対策につきましては、Transitional編を適用してください。

目次

  1. Frameset対応のDOCTYPEを指定しよう(下記の1行を冒頭に記載する。)
    <!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Frameset//EN">
     
  2. HTML 直下に BODY要素ではなく FRAMESET 要素(フレームの構造を形作る要素)を使うが、
    TITLE属性をつける。
     
  3. FRAME要素(個々のフレームを定義する要素) には、下記の属性を指定する。  
    これらの属性を読み上げることでフレームをリンクとして扱うブラウザが存在するからです。  
      ・TITLE 属性 ・・・その内容が分かるようにつける
      ・NAME 属性 ・・・意味の分かる名前を付けるようにする
     
  4. フレーム非対応環境の代替表示としてNOFRAMES は必ず使う。
    この要素は FRAMESET の中で使い、フレームに対応していないブラウザのための代替文書を記します。
    NOFRAMES の中にHTML4.01 Transitional の BODY そのものを書きます。
    フレームに対応していないブラウザでは、FRAMESET や FRAMES が全て無視されて、
    NOFRAMES の中身が表示されます。
     
  5. HomePageBuilder の場合
    [ツール]→[オプション]→[ファイル]タブにある[DOCTYPEを出力する]の チェックボックスにチェックをつけるとTransitionalになる。
    Frameの場合は下記の指定を行うこと。
    <!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Frameset//EN">
     
  6. HTML-lint 対策事例(Frameset編)

     

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