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鎌倉シニア通信特集・・・鎌倉の仲間達 No.73
珈琲野郎
2011年3月3日取材
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(珈琲野郎全員集合)

珈琲野郎は平成22年4月に結成されました。
鎌倉市社会福祉協議会が平成22年1月/2月に開催した男性だけのボランティア講座「『バリスタ』ボランティア入門講座」の受講者が集まって結成しました。
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● 珈琲野郎の活動状況
活動目的 | 香高い美味しい珈琲を淹れ、ゆったりと穏やかで楽しい時間を過ごして頂く機会を提供する。
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活動内容 | グループのメンバーが施設やイベント等に出向き、平素喫茶店等で珈琲を飲む機会がない方々に、皆様の前で、会話を楽しみながら、ドリップ方式で、一人ひとりに珈琲を淹れる。
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活動実績 | 平成23年度の活動実績(今後予定含む) 26回
主として福祉施設、障害者施設、福祉団体のイベント会場等が多い。
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● 2011年3月の出張サービス 鎌倉静養館
2011年3月3日に出張サービスの同行取材をさせて頂きました。
この日は鎌倉市稲村ガ崎にある「鎌倉静養館」の主催で、軽費老人ホームに入居している方々の雛祭りの集いで珈琲を飲んで頂くイベントです。
編集子が会場に着いたときは、静養館スタッフが会場準備の最中でした。
(鎌倉静養館) |
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(静養館スタッフが会場準備) |
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◇ 準備
程なく珈琲野郎の皆さんが手に手にバッグを持って到着し、入り口で手を消毒しうがいをして会場に入りました。
会場の奥でエプロンとバンダナの正装に着替え、珈琲を淹れる器具の点検です。 器具は全て個人所有で、必要そうな器具を各自が選んで持ち寄りました。
(正装に着替える) |
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(バッグから器具を出す) |
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他方、珈琲野郎の代表は静養館スタッフと段取りの確認と進め方の打ち合わせをしました。
(静養館スタッフと打ち合わせ)

この打ち合わせに基づき、この日の進め方を珈琲野郎の会員に伝えます。
(珈琲野郎の打ち合わせ)

この日の珈琲は鎌倉小町通りの「ドミンゴスさんのコーヒー」から調達したモカで、お客様が多いので電動ミルが2台用意されていました。
珈琲の淹れ方もこだわりがあるようです。
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珈琲豆は珈琲提供日の当日、酸化していない豆を購入し、珈琲を淹れる直前にミルで挽いた粉を使用し、挽いた珈琲の溜め置きはしない。
- 事前に淹れた溜め置きされた珈琲の提供はしない。
- 一人ひとりにその場で淹れた珈琲を提供する。
電動ミルは早速業務開始です。
珈琲の芳香が会場に漂い期待は高まります。
(珈琲はモカ) |
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(電動ミルは2台) |
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この日の会場は鎌倉静養館の食堂で、テーブルは8卓、椅子は4脚もしくは5脚で、およそ35人程を受け入れる事が可能で、珈琲野郎のメンバーも1人もしくは2人が各テーブルに配置されました。
テーブルには、それぞれメンバーが好きな名前のお店の看板を出しました。
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◇ 活動開始
午後二時になって館内にアナウンスが流れ、入居している方が三々五々集まりました。
平均年齢は80歳を超えるとのことでしたが、皆さん足腰がシャンとしており、ご自分で空いている席に着きました。
座席に人がそろったテーブルから珈琲を淹れ始めます。
(入居者の集合) |
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(お菓子のクッキーは茶るら製) |
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ほぼ、全員のカップに珈琲が満たされたところで、鎌倉静養館の施設長と珈琲野郎の代表の挨拶があり、交流会の始まりです。
この挨拶で始めて知ったのですが、昨年(2010年)の3月3日は珈琲野郎にとって、結成時の初仕事だったのだそうです。
(開会のご挨拶)

この後、およそ一時間はおいしい珈琲とおいしいお菓子と、何よりも楽しい会話であっという間に時間が過ぎました。
(お店の名はアキチャンのおみせ) |
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(お店の名は珈琲Wシンチャン) |
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(お客様のお好みを聞く珈琲野郎) |
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(笑顔の絶えない珈琲野郎) |
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(お客様をそらさない珈琲野郎) |
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(診療所の先生と看護師さん) |
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かくて、多くのお客様はお代わりの珈琲を所望し、手持ちの珈琲豆が足りなくなるほどでした。
(会場全体の雰囲気)

この後、所定の時間が来たので、鎌倉静養館の施設長さんと珈琲野郎の代表から挨拶があり、来年の3月3日の再会を約して楽しい交流会は閉会しました。
時を移さず器具の手入れです。
水洗いと水洗い出来ない器具はていねいに布でぬぐいます。
それぞれの持ち主の手に戻り、各自のバッグに収められました。
(施設長さんと代表のご挨拶) |
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(器具の手入れ) |
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翌日片付けられるというお雛様に見送られて、珈琲野郎のメンバーも車に分乗し帰途につきました。
(お雛様に見送られて)

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● 会務など
連絡先 | 電話 鎌倉市社会福祉協議会 : 0467-23-1075 |
会員の会費 | 2000円(年額) |
実 費 | 施設やイベント主催者(依頼者)から、珈琲豆などの材料費の実費と交通費(300円×会員参加者数)を頂く |
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制作:ひろさん
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