最新号

鎌倉シニア通信特集・・・鎌倉の仲間達 No.68

気功体操 健愛会


2010年2月23日/3月8日取材

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

(健愛会の皆さん)
健愛会の皆さん

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
気功体操「健愛会」は昭和60年(1985年)頃、西鎌倉在住(当時)の松村先生によって創設されました。
当時鎌倉市に練功十八法協会が発足しましたが、指導者が鎌倉から東京に転居され、鎌倉市の練功十八法協会は解散しました。
現在、健愛会を指導する岩倉先生は、当時の同協会から指導員の認定を受けました。

このページのTop

● 健愛会の活動状況

気功の一つである練功十八法を行う会です。

活動は、月4回(8月は休み)・10時から約1時間。
場所は、鎌倉市大船学習センター・玉縄学習センター分室・レイウェル鎌倉のいずれかです。


● 気功体操の理解のために(健愛会の皆さんの動画)

気功体操がどういうものなのか理解していただくために、デジカメでつたない動画(ビデオ)を作ってみました。

もちろん、出演者は健愛会の皆さんで、「練功十八法」を演じています。

健愛会の練功十八法の動画

このページのTop

● 健愛会の練習風景

2009年2月23日の気功体操を取材させていただきました。

この日の教室の時間は10時〜12時でしたが、時間前に大半の会員は集まっており、気功体操をするため、室内の机と椅子を部屋の隅に片付け、体操の場所を確保しました。

10時きっかりに、先生の声が掛かって、会員達は丸く広がり、先生の合図と指導で入念な準備体操が始まりました。

(準備体操1・岩倉先生)
(準備体操2)
準備体操1  準備体操2


準備体操の後、先生が中国語の音楽テープを室内に流し

  • 練功十八法 前段
    主に首、肩、腰、足の筋肉をほぐす体操。

  • 練功十八法 後段
    主に関節を緩め、内臓の緊張をほぐすバランス体操。

  • 益気功(えききこう)
    主に中高年の呼吸機能をムリなく向上させ、内蔵の活性化をうながす体操

    などを全員で行いました。


    (練功を演じる会員1)
    (練功を演じる会員2)
    (練功を演じる会員3)
    練功を演じる会員1
     
    練功を演じる会員2
     
    練功を演じる会員3

    (練功を演じる会員4)
    (練功を演じる会員5)
    (練功を演じる会員6)
    練功を演じる会員4
     
    練功を演じる会員5
     
    練功を演じる会員6

    (練功を演じる会員7)
    (練功を演じる会員8)
    (練功を演じる会員9)
    練功を演じる会員7
     
    練功を演じる会員8
     
    練功を演じる会員9

    (練功を演じる会員10)
    (練功を演じる会員11)
    (練功を演じる岩倉先生)
    練功を演じる会員10
     
    練功を演じる会員11
     
    練功を演じる岩倉先生


    会員の中には膝・腰などに痛みのある方もいらっしゃいましたが、膝・腰に負担の掛かる体操のときにはその動き休んだり、手加減をして行ったりして、各自の状態に合わせて演じていました。

    このページのTop

  • タオル体操

    その後、タオル体操を行いました。
    昔は、実際にタオルを使っていたのだそうですが、今はナイロンストッキングを編んだものを使っていました。
    この方が伸縮するのでより体操がスムーズに行えるのだそうです。

    (タオル体操をする健愛会の皆さん)
    タオル体操をする健愛会の皆さん


    気功体操は、およそ1時間20分ほどで終了しました。

    このページのTop

    ● 気功体操写真集

    気功体操をしている健愛会の皆さんの写真を以下に掲げます。

    (気功体操をする健愛会の皆さん1)
    気功体操をする健愛会の皆さん


    (気功体操をする健愛会の皆さん2)
    気功体操をする健愛会の皆さん2

    このページのTop

    ● 自宅での気功体操

    会員の方に話を伺うと

    「準備運動でやるスクワットを欠かさず毎日やっている」

    「朝、練功十八法の前段をやるようにしている」

    「腰・肩・膝などが疲れたり痛みを感じたりした時には、その部分を動かす練功を行ってほぐすようにしている」


    ● 気功体操の歴史と効用

    練功十八法は中国四千年の歴史の中で育てられた健康体操で、上海東昌病院の按摩マッサージ科の荘元明医師が中心となり、気功や太極拳の動きなどを取り入れて考案されたそうです。

  • 首、肩、腰、膝などの痛みを和らげる
  • 心肺機能の鍛錬
  • 基礎体力の向上・維持

    などを目的としています。

    練功十八法は 前段・後段、続集(益気功)からなり、それぞれ十八種類の動作(各15分位)で構成されています。

    岩倉先生は気功体操の効用を以下のようにおっしゃっています。

    「気功体操はどこでも、誰でもが出来る体操です。」

    さらに、

    「特別な道具も、特別な服装も要りませんし、靴も履き慣れた自由な靴で行えます。」
    確かに、服装は、トレーナー、セーター、カーディガンなどの方が多く、靴も短靴やスニーカーなどで、児童の履く白の上履きの方もいらしゃいました。

    また、

    「練功十八法を行うことで、基礎体力の維持・向上と免疫力の強化が図れます。
    正しい身体の動かし方が覚えられ、腰痛や膝の痛みの防止にも役立ちます。一人でも出来る体操ですが、皆で集まって一緒にやることで、お互いの『気』をやり取り出来、体操の効果が高まるように思います。」

    ということでした。

    このページのTop

    ● 会務など

    会の代表や連絡先
    • 代 表:池田さん 電話:0467-45-1980
    • 会 費:2500円 (月額)
    • 会員数:13名

    * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
    制作:ひろさん

    このページのTop

    鎌倉の仲間達目次
    最新号