鎌倉・あの店・この逸品（５６）

Casa　De　ぶらんこ

（住所：神奈川県鎌倉市大船 1762／電話：44-1954）
（取材：2010年3月28日／2010年4月22日）

（パエジャ・アラ・バレンシア　\1700－２人前）

ぶらんこは昭和55年（1980年7月）のオープンです。
大船駅から徒歩10分の鎌倉街道に面したお店はゆったりと広く、本格スペイン料理を楽しむのに適した場所にあります。
2010年は創業30周年記念の年で、ご夫婦が育て上げたあたたかい雰囲気が伝わってきます。
場所の地図はこのページの巻末にあります。

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●　主なメニュー

ぶらんこは本格スペイン料理店ですが、ランチの時には単品の注文をされる方も多いようです。
この項の終わりに掲げた「ぶらんこのメニュー」を見ながら当写真をご覧下さい。

		モンゴウイカの墨煮価格：￥１０００

		タコのガリシァ風ニンニク炒め価格：￥９００

		スペインオムレツ価格：￥８００

		パエジャ・アラ・バレンシア価格：￥１７００（二人前）具は　ホタテ、ムール貝、あさり、はまぐり、銀ダラ、手羽先、イカ、エビ、インゲン、パプリカ　他

		ガーリックトースト価格：￥３００

（写真はボンゴレ　￥１０００）		スパゲッティ各種価格：￥９００　～　スパゲッティの種類と具は選べます。

		ピザ価格：￥１３００具は選べます。

		日替わりランチ価格：￥１０００

		日替わりランチ価格：￥１５００

		サラダとコーヒー価格：無料ランチの時単品メニューを頼んだ方へのサービス品

（価格や内容は取材当日のものです）

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●　お店の様子

ぶらんこはJR大船駅から芸術館通りを直進し、三菱電機工場と大船中央病院の間の道をさらに直進し、鎌倉街道との交差点角にあります。
バスでは、江ノ電バス（湘南モノレール下から発車）で鎌倉湖畔行きバス本村下車です。

カサブランカをもじった店名の通り、白い建物の家で、内部はスペイン色豊かなインテリアが印象的です。


（ぶらんこの外観）		（店内の様子）

店内は広く、椅子席が６卓で２４脚、カウンターが４脚あります。

壁にはドン・キホーテやサンチョ・パンサのタペストリー、針金細工などスペイン色満載です。
オーナーが自ら持ち帰ったという帆船を模した鋳物のシャンデリヤも目を惹きます。


（帆船を模したシャンデリア）		（60人前用のパエジャフライパン）

（編集子と談笑するご主人）

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●　オーナーに話を伺いました

オーナーは小田原市のスペイン料理店「トマス」で修行した後、スペインのノトリ（マラガの近く）で修行し、また各地のスペイン料理を食べ歩いたとのことです。
スペインは地方によってかなり異なった調理法もあるとのことです。

お店の名前は、モロッコの観光地 Casablanca （白い家の意）をもじって「Casa De ぶらんこ」としたそうです。

スペイン事情に詳しく、旅行術にも長けたご主人の話は面白く為になるので、これからスペイン旅行を計画している方は事前に当店のスペイン料理を試す価値がありそうです。

巻頭写真は取材日にいただいたパエジャで、元々はバレンシア地方の郷土料理で、お米は単粒米（日本米に近い品種）だそうです。

また、当店は日本フラメンコ協会の協賛店になっているそうです。