葛原が岡(日野俊基を祭る小さな社)

葛原岡神社と日野俊基
鎌倉山の奥、葛原岡に日野俊基の墓がある。傍にある鎌倉市教育委員会の説明文には
「国指定史跡 日野俊基墓 指定昭和2年4月8日 日野俊基は鎌倉時代末期の朝臣、後醍醐天皇につかえ倒幕計画に参加した。正中の変(1324)に捕らえられ、許されたが元弘の乱(1331)の時、再び捉えられ鎌倉に送られて、翌年ここ葛原岡で処刑された」と書かれている。 
私本太平記(吉川英治・講談社)には 足利尊氏と日野俊基の心の交流、2人の生き方・生涯が面白く書かれている。

葛原岡神社は、明治時代(1887)に日野俊基の霊を祀るために創建されたもので、境内の広場から少し奥まった少し高くなった所に、簡素な社殿が建っている。 



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