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ロゴ、亜郁の暑中見舞い

− 最近の我が家の野菜作り −    

亜郁



暑中お見舞い申し上げます。


 最近の我が家での野菜作りや花木への取り組みについて書きます。野菜作りについては、当鎌倉シニア通信の2011年10月号の「編集部員リレー随筆(45)」に「…野菜づくり(1)」を書いていて、その後、12年8月号の「暑中見舞い」にも書いていますので、3作目となります。我が家の畑は、発泡スチロールとプランター、コンクリート面にブロックで囲ったわりと大きな畑の3種です。


<玉ねぎ>

  昨年の11月にコーナンで種を買い、15ほどの畑に、拳大に育つのを期待して、種の播き位置を決めました。5月に大きいものから採取しましたが、6月になって全部掘り出しました。80個超も採れました。
 大きなものは20個ぐらいで、中~小が多かったのは肥料が少なかったからか。採った玉ねぎは、柚子の木の枝にかけて干しました。豊作だったので、隣近所にも配り、二人の息子の家族にも取りに来てもらったり、届けたりしました。小学校3年の孫から、おじいちゃんが作った玉ねぎ、おいしかったヨと電話が来ました。5本の玉ねぎは、ネギ坊主が1m以上にも伸びたので、庭の前を通る人に見せようとしばらくそのままにしておきました。これは、別種だったようで、茶色い皮にはならず、白っぽかったです。


<レタス>

  家内が買ってきたレタスも豊作でした。小さいうちから間引きをして、毎日、食べてもまだ、密生状態で、7月になって、ようやくそれが解消し、玉になってきました。これも子供に配りました。焼魚や肉料理には、これで巻いて食べてます。


<田の畔(くろ)豆>

  入って3年目になる山崎・谷戸の会では、大豆をこう呼んでいます。種を少し貰って植えたら、3枚の畑に9個が育ってきました。まだ、サヤは付いていません。2、3株は枝豆として食べ、残りは大豆にして、豆腐作りに挑戦しようと思っています。


<落花生>

 これも、谷戸の会で貰ってきました。5枚の畑に9株育ってます。黄色い花が咲きました。こ の花が地面に落ちて実になるという所からの命名だそうです。


<ミニトマト>

 家内が買ってきた種からです。背丈は高くないですが、早、赤く熟したのもあります。
普通のミニトマトより大きいです。トマトを採取するときの実か葉の匂いがいいですね。夕採れのトマトをつまみに飲む焼酎、捨てがたいものがあります。


<シシトウ>

 わずか3株ですが、実付きは良いようです。焼いて食べると、これまた、酒がはかどるのですね。


<コメ>

 もう、十年以上続けてます。全くの世話なしなんですが、今年は、土を出して天日消毒し、米ぬかを入れました。心なしか、成長が早いようです。苗は近所の無人売店で買いました。谷戸でも貰えるのですが…。


<かいわれスプラウト>

  室内で栽培しています。1週間で、ビタミンやミネラル豊富な新芽が食べられます。かいわれが終わったら、アルファルファがあります。
 我が家ではもともと、野菜を多く摂っている方だと思っていますが、自家栽培の新鮮野菜がこれだけあれば、言うことなしです。


<和綿>

  去年の春の谷戸まつりで買った種をまいたら、5株だけ芽を出してくれました。コットンボールが割れて繊維が出てくると。今、検索したら、7月に摘芯すると、沢山のコットンボールが出来るとあったので、これを書き終わったら摘芯します。


<サボテン>

 小さな鉢のサボテンの周りに子株がびっしりついているのがあり、株分けしました。成長が遅いので、活着したか不明ですが、しばらく様子見です。


<ウオーターマッシュルーム>

  A紙に、横須賀のどぶ板通りや横須賀中央駅周辺に、町おこしでドルで買い物ができる店が70近くもある、という記事が出ていました。出張や観光で行った時の紙幣が$220とコインが$10ほどあったので、使いに行った時、花屋さんの店先にあったこれを買いました。水陸両生植物というので、 底穴のない鉢にいけました。葉の中央にある斑点がかわいいのです。葉がキノコに似ているのでこの名がついたとか。なお、900円の和菓子を$20紙幣で買いましたが、1100円のお釣りが来ました。コインは使えませんでした。レートは日によって、店によって異なるようですが…。


<ネジバナ>

 我が家の3つの鉢にこれが咲いているのを見つけたので、花が終わったら、一か所にまとめて増やしたいと思っています。「陸奥のしのぶもじずり誰ゆえに…」。 





著作:亜郁   制作:ひろさん

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