![]() ![]() 7月第3月曜日・・・午前5時 茅ヶ崎、西浜海岸で行われる祭り「浜降祭」は 茅ヶ崎市・寒川町にある各神社の氏子たちが、 その神社の神輿を担いで浜に集まり、神事を行う 再び神社まで戻る前に、海の水で禊をするというお祭りである 夜明けと共に神輿が浜辺に集まってくるこの豪快な祭りは かながわまつり 50選に選ばれている (写真はポインタを載せると変わります) たまたま前日の夜にこの祭りの予定を知り、 翌日の始発で茅ヶ崎に向かっていた〜♪ 電車の乗客の8割ほどが茅ヶ崎駅で下車、 みんなまっすぐに臨時バス乗り場へ向かう すでに砂浜は人で埋まり、神輿が次々に到着していた 神輿の四方につけた大きな金の鈴を揺り動かして、 できるだけ大きく鳴らすほどいいのだそうだ
担ぎ手が大きく神輿を揺らしながら、竹で作った鳥居をくぐって行く その先は浜辺・・・ 大波が打ち寄せる浜辺を行き来する のぼりを飾った指定場所に、順番に落ち着いていく 今年は、なんと34基の神輿が繰り出したそうだ 女性や子供もたくさん参加していた 肩車された子供が神輿を先導するさまは、なんともほほえましい
約2時間半ほどかけてすべての神輿が落ち着くと神事が始まる ずらりと並んだ神輿の前の広場に、宮司たちもずらりと並び お供物を備えたり、祝詞を上げたりする 神事が終わると、神輿はまた自分の神社へと戻っていくのだが その前に海に入って禊(みそぎ)をするという
この辺ですでに8時ごろ、浜へ来てから2時間あまりが経っていた 夏の日差しも照りつけ、砂浜での慣れない歩行で足腰もきつい・・・ 後ろ髪を引かれる思いで退散することにした・・・ さすが、かながわまつり 50選に加えられているだけあって 海と海岸の緑と神輿、そして老若男女の熱気に包まれて おおらかで豪壮ないいお祭りだ 来年はもう少し遅めにきて、禊を中心に見てみたいものだ
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