白雲庵再訪記

白雲庵再訪記

（２００５年７月９日）

本誌2003年９月号でご紹介した
”円覚寺塔頭・白雲庵“
で大きな法要が行われました

本堂天井画「雲龍」（故入江正巳画伯制作）の
落慶法要を取材させて頂ました

よいお天気に恵まれ、法要に向けて多くの人々が集まり
式の盛大さが早くも予感されました
本堂はもとより境内のテントにも大勢が着座しました

大太鼓の打ち鳴らしを合図に僧侶たちが入場しました


（太鼓で始まる）	（僧侶）

僧堂師家青松老大師をはじめ
６人の僧侶により法要が行われました


（法要）	（法要）

青松老大師のユーモアあふれる挨拶、
故入江画伯の夫人の挨拶が続きました


（青松老大師）	（入江夫人）

発起人代表の謝辞と白雲庵住職の挨拶がありました


（発起人代表）	（白雲庵住職）

	訓　読仰ぎ見る、天龍の護法神白雲庵影裡、全身を現ず忽然、乾坤を呑却し了り満目青山、瑞気新なり
意訳仰いで見ると、仏法を守護する神である天龍が、白雲庵の影のすきまから、その全身を現された。その龍がたちまち、天地を一呑みにしたかと思えば、見渡す限りの青い山、どこもかしこもおめでたい。

最後に荏原流れ太鼓ひびき曾による龍神太鼓が奉納されました
勇壮な太鼓と津軽三味線との共演も迫力のあるものでした


（龍神太鼓奉納）	（龍神太鼓奉納）

たくさんの参列者も法要のあとの、太鼓の奉納を楽しんでいました


（参列者）	（太鼓演奏者と参列者）

この日は境内に咲いたお花も色を添えていました
ハンゲショウ／キキョウ／ヤマユリ


（ハンゲショウ）	（キキョウ）	（ヤマユリ）