光照寺の縁起
西台山・英月院・光照寺と号す。
浄土宗西山派
からの分れで
「時宗」
といい鎌倉時代に出来た宗派です。
当山はすでに鎌倉時代には存在していたようですが、開山は
「一向俊聖上人」
(弘安年中)です。本山は藤沢にある清浄光寺(遊行寺)。
また
一遍上人の鎌倉入り
(弘安五年・1282年)に当たっての
法難霊場
でもあります。
シャクナゲ(石楠花)・ハギ(萩)・レンギョウ(連翹)・ユキヤナギ(雪柳)など花のお寺として知られています。
・ ・ ・ 寺 宝 ・ ・ ・
本尊 ・ 阿弥陀如来
と
両脇侍
(観音菩薩・勢至菩薩)
鎌倉市指定文化財
仏像 ・ 釈迦如来
もと九州中川藩江戸屋敷の菩提寺「東渓院」の本尊です
仏像 ・ 薬師如来像
仏像 ・ 地蔵菩薩像
仏像 ・ 開山一向上人像
本堂
安政六年(1859年)に建てられたものです。内部に隠れキリシタンの燭台が二基あります。
板碑
鎌倉市指定文化財
正中二年(1325年)と年号があり、親の供養で建てられた今日で云う卒塔婆です。このあたりでは珍しい安山岩で出来ています。偶然ですが本山遊行寺の開山と同じ年号です。
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