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鎌倉の散歩道−49
鎌倉の赤丸ポストを訪ね、風景印を押すミニ旅(5)

稲村ケ崎から腰越へ



(今回はミニ旅(4)の続きで、極楽寺駅から腰越を目指す散歩です)

(江ノ電鎌倉駅)
(江ノ電)
江ノ電鎌倉駅
江ノ電

この時期(取材日は5月18日)、駅周辺は各地からの小、中学生の遠足でにぎわっています。
江ノ電鎌倉駅に3人の記者が集まりました。江ノ電で極楽寺駅に向かいます。極楽寺駅でも遠足のグループが下車しましたが、向かう先は逆方向です。

記者はこの前日、ある歩く会で稲村ケ崎駅から浄光明寺まで歩いています。子供の土地の相続の訴訟のため 鎌倉に下向した「阿仏尼の鎌倉」を回りました。言うまでもなく「十六夜日記」の作者ですね。極楽寺駅から 10分ほどの谷戸の奥に住んでいたという所を見ました。何代目か後の建物が建っていました。
(稲村ケ崎駅)
(稲村ケ崎駅周辺)
稲村ケ崎駅
稲村ケ崎駅周辺


今日最初の赤丸ポストが稲村ケ崎駅のそばにありました。

(稲村ケ崎)
(稲村ガ崎郵便局)
稲村ケ崎
稲村ガ崎郵便局


そして、稲村ガ崎郵便局は湘南海岸に通じる道沿いにありました。

(稲村ガ崎郵便局の風景印)

稲村ガ崎郵便局の風景印





その昔、処刑場に向かう日蓮が通ったという道を行くと、音無川に架かる「おとな志橋」。少し上流に3、4mほど の滝が落ちているので、水音は聞こえます。ツバメが飛んでいます。
正面に江ノ島を望めるR-134に出ました。

(音無川)
(江の島遠望)
音無川
江の島遠望


その先で鎌倉プリンスホテル方面への坂を登ります。

(プリンスホテル方面)
(七里ガ浜郵便局)
プリンスホテル坂
七里ガ浜郵便局


200mほど進むと、民家のガレージ前に椅子が置かれており、「ご自由にお座りください」の札も置か れていました。坂を上るお年寄りへの親切なお宅でした。

 この団地にあるスーパーがある一角を抜けた左手の住宅街に、七里ガ浜郵便局がありました。二つの郵便局とも、 当然ながら、地名が由来した風景が描かれています。

(七里ガ浜郵便局の風景印)

七里ガ浜郵便局の風景印





別の道を通って下り、江ノ電の踏切を渡り、行合橋の先、七里ヶ浜駅前を通って進みます。この辺り イタリアンレストランが目につきます。右手の崖の中腹にもありました。後日、鎌倉市内のレストラ ンを紹介する新聞記事の中に、イタリアン・リストランテが多いと書いてありました。

(海岸線)
(腰越駅)
海岸線
腰越駅

海岸線に出ました。上り下りともノロノロ運転です。サーファーが波待ちです。砂浜なのに磯の香りが してきました。小動(こゆるぎ)岬手前で右の道を取ります。

(腰越郵便局)
(腰越地区)
腰越郵便局
腰越地区


かなり遠くに郵便局のマークが見えました。神戸橋のかなり先でした。 3つの風景印を押せたのは初めてです。ここで、腰越地区に3つある赤丸ポストの位置を尋ねたら、地図を コピーしてくれました。これまた初めてです。

7月1日に、今日のことがアップされますと、キーワードをお知らせしました。2つは少し離れているので、 別の機会に譲ることにし、江ノ電沿いの本屋さんの前にあるポストだけ見に行きました。

(腰越郵便局の風景印)

腰越郵便局の風景印






(ハ−フシラス丼)
(腰越地区)
ハ−フシラス丼
腰越地区


シラスのシーズンですので、それを売りにしている食堂に入りました。入口に2つあるテーブルの先に 一段下がったところがメーンの食事処でした。釜揚げと生シラスが乗っている「ハーフシラス丼」を頼 みました。食事中、残りの2個の赤丸ポストも見に行こうとなり、出かけました。

(腰越ポスト2)
(腰越ポスト3)
腰越ポスト2
腰越ポスト3


郵便局の先にあるS信用金庫の手前を右折して進むと、龍口寺の右手から入る脇道にぶつかりますが、 そこにポストがありました。腰越の3つ目は、一旦、県道腰越・大船線に出てから、腰越中学方向に 入った突き当りにありました。

近くのバス停でバスが来るのを待っていてふと見上げたら、ツバメの巣があり、ヒナが顔を出していま した。このところツバメを飛ぶ姿を見るのが少なくなっているので、日本野鳥の会は目撃情報を募って いると聞いていたので、早速メールで知らせました。折り返し、お礼のメールが届きました。


制作:亜郁/太郎/りんでん  協力:ひろさん

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