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鎌倉の散歩道 22
鎌倉中央公園散策
取材日 2004年5月11日
2004年4月に完全オープンした鎌倉中央公園を散策
鎌倉中央公園は、市のほぼ中心部にある
自然が良く保存整備された、市民の良き安息場所
住所: | 鎌倉市山崎1667番地 |
電話: | 0467−45−2750 (管理事務所) |
・・・緑の点線 = 歩いたルート・・・
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午前9時30分、JR大船駅から京急バス梶原行きで7分ほどで、「山崎」バス停に着く。
バスを降りて公園へ向かう。約15分後、閑静な住宅地を抜けて「山崎口」から入園する。 |

▲山崎口 |

▲入り口の横にある獅子岩 |
庭園植物園では初夏の日差しをしのげる四阿(あずまや)があり、一休みする。
ハーモニカを持って散策に来ていた男性が、四阿の中で演奏を聞かせてくれた。
「市民の憩いの場所」が具現化されているのを見て、ひととき耳を傾ける。
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▲庭園植物園を俯瞰する |

▲四阿で憩いのひととき |
下池の傍の芝生では近くの幼稚園の子供達が歓声をあげながら遊んでいた。自然に親しみながら育つ子供らは生き生きしているように思えた。
下池は初夏のような気温に水草が生い茂っていた。
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▲芝生で遊ぶ子ら |

▲水草の茂る下池 |
上池から振りかえるとピンクのタニウツギが咲き誇り、湿地越しに休憩舎が見えた。初夏の湿地にはキショウブが咲き、池の水面には水藻が生い茂り、水中ではメダカも泳いでいた。蝶やトンボも数多く見られた。
管理事務所の前を通り過ぎ、芝生広場のほうへ向かう。
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▲湿地の木橋 |

▲管理事務所から芝生広場へ |
森林浴をしながら山辺の道をたどると、新しい施設のできた広場や田んぼに出る。
そこからまったく雰囲気のちがう疎林広場へと下りるところで、写生をしている人に出会った。
背の高い樹木(クヌギやコナラ)がまばらに立つ広場は、休日には格好の市民の遊び場となりそうな場所だった。
初夏を彩る、ヤマボウシ、ハコネウツギ、ヤブウツギなどが咲き誇っていた。
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▲山辺の道 |

▲疎林広場 |
谷戸の奥深いところに田んぼがあった。近くの小学生が自然観察の場として活用しているものだそうだ。この公園は自然がたくさん残されているゆえにマムシの宝庫でもある。
「マムシに注意」の看板もあった。 田んぼを見ることはほとんどないので、貴重な体験になる。
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▲マムシにご注意 |

▲谷戸にある田んぼ |
中央公園の一番奥にある東口近くに梅林がある。剪定の練習をするところだとか。奥の階段を上ると、東口。 出口を一歩出るとそこは民家の庭先のようなところだった。約一時間の園内散策で、一同はオゾンを身体いっぱいに吸い込み大満足だった。
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▲梅林の横の道をたどる |

▲東口を出ると道路
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制作: かぼちゃ 協力: まもる、太郎
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