鎌倉の散歩道 (編集スタッフ:ひろさん記)

天園ハイキングコース

天園から瑞泉寺、

今回ご紹介するコースは天園のハイキングコース。
ここは晩秋か初冬がおすすめだ。
食事は、鎌倉駅のそばの「ひさ本」。
料理はどうということはないが、落ち着いた座敷がある。

今回の天園ハイキングコースのアクセスは大船駅から江ノ電バスで今泉不動へ。
このバスは10分〜15分ぐらいの間隔でダイヤが組まれている。

(称名寺と今泉不動)
下車後、進行方向に直進すると、正面に称名寺。
不動尊は、境内の奥、急な階段を登ったところだ。
称名寺では、河蜷(カワニナ)を養殖しており、境内の滝に蒔いたりして、蛍を保護しているという。

称名寺の紅葉(12月)


(太平山へ)
称名寺からゴミ焼却場の方向に戻り、ゴルフ場の入り口からゴルフ場を目指す。
この道は、私道ではなく、立派な公道。
ゴルファーの車しか通らないので歩きやすい。
20分ほどでゴルフ場のクラブハウス前。
クラブハウスの前を通り越すと、ハイキングコースに出る。少し戻ると太平山の頂に出る。
建長寺から登ると道が悪く若干難儀するが、今来たコースは難なく尾根道に出られる。


(天園を経て瑞泉寺へ)
天園はここから5〜6分。茶店がある。
この道を直進すると、30分ほど快適なハイキング道が続き、だらだらと下って瑞泉寺に至る。
途中にやぐらがあったり、一寸急な下りもあるが、概して歩きやすい。

瑞泉寺は梅と水仙で名高いが、紅葉の季節も捨てがたい。

瑞泉寺の紅葉(12月)


(鎌倉宮と荏柄天神へ)
瑞泉寺からは、通常の道で鎌倉宮に至る。
時間にゆとりがあるのなら、荏柄天神をお参りするのが良い。
11月/12月は八幡宮に勝るとも劣らない大銀杏が黄色く威風堂々と色づいており、しかも人出が少ない。

荏柄天神の大銀杏(12月)

この後、どこを通ってどこへ行くかはお好み次第だが、何人かの人を案内して鎌倉見物を試みたのなら、食事も、手頃で良心的な店に案内する義務がある。
観光客向けの高い店を敬遠するなら「ひさ本」はいかがだろう。
小町通と壇葛の間で、駅から至近の距離。
2階に広い座敷があり、1000円からコース料理がある。
酒を沢山飲まないのなら、これでよい。


場所電話
江ノ電バス・手広営業所0467-45-4321
「ひさ本」0467-22-1548




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