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鎌倉シニア通信特集・・・鎌倉の仲間達 No.64
日本スポーツ吹矢協会 鎌倉諏訪ヶ谷支部
2009年5月9日/ 取材
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(日本スポーツ吹矢協会・鎌倉諏訪ヶ谷支部のみなさん)

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日本スポーツ吹矢協会・鎌倉諏訪ヶ谷支部は平成19年2月に、鎌倉市深沢学習センター主催で3回にわたって行われたスポーツ吹矢講習会終了後、参加者からサークル結成の希望があり、希望者のとりまとめなどを世話役が行った結果、同年4月に鎌倉市諏訪ヶ谷にて参加者11名と講習会講師が出席し発会宣言をし、「吹矢同好会」として発足しました。
平成19年9月に日本スポーツ吹矢協会から「鎌倉諏訪ヶ谷支部」の認定を受け今日に至っています。
現在、同協会の公認指導員の指導を仰ぎながら、毎月第一〜第四土曜日の午前中を練習日にして活動しています。
活動場所は鎌倉市営諏訪ヶ谷ハイツ集会室です。
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● 鎌倉諏訪ヶ谷支部の活動状況
練習日: 第一 〜 第四土曜日の午前 10:00〜12:00
練習場所:鎌倉市諏訪ヶ谷ハイツ
年間スケジュール
- 年2回 諏訪ヶ谷支部競技会
- 1月 スポーツ吹矢協会本部 新年吹き初め参加
- 3月 神奈川県大会参加
- 随時 協会段位認定試験
- 秋 湘南オープン参加
- 茶話会開催
● 鎌倉諏訪ヶ谷支部の練習風景
練習は午前10時から始まりますが、会場の準備のため、有志が9時半頃から集まり、
的の準備、
的からの距離の目印設置
等をして10時の練習開始を待ちます。
(的からの距離の目印設置1) |
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(的からの距離の目印設置 10メートルは廊下に) |
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的から6メートル、7メートル、8メートル、9メートル、10メートルの場所に印のビニールテープを貼り、各自の技量に応じた距離で練習が出来るようにします。
10メートルの距離を確保するためビニールテープは廊下にはみ出します。
10時になると、支部長から連絡事項や庶務事項が伝えられ、準備体操から練習が始められます。
公認指導員が参加する場合の練習は公認指導員が準備体操他をリードするそうです。
準備体操はおよそ以下のようなメニューでした。 他のスポーツとかなり異なるような印象を受けました。
準備体操は吹矢の筒を持って行い、順序も吹矢の訓練にふさわしいような内容でした。
吹き矢準備体操
- 黙想
- 足踏み
- 首の運動 前後、回転 各2回
- 体側を伸ばす 肩幅と筒幅で左右各1回
- 腰をひねる 筒を後ろ手に持って左右2回
- 胸郭を開く体操 筒を後ろ手に肩幅で持って肩甲骨をくっつけるように2回
- アキレス腱とバランスの体操 左右2回
- 前 屈 筒を頭上に掲げ、ユックリと体を曲げる。
下で首と肩の力を抜く 2回
- 肩の上げ下げ 肩を上げて一気に下ろす 4回
- 深呼吸 4回
(吹き矢準備体操1 黙想) |
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(吹き矢準備体操2 体側を伸ばす) |
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(吹き矢準備体操3 アキレス腱とバランスの体操) |
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(吹き矢準備体操4 深呼吸) |
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次は 的に向かって吹く練習です。
基本動作では、
1.的に向かって礼をする、2.構えること(このとき矢を筒に入れます)、3.筒を上げて、4.息を吐き、5.息を吸って、6.吹く(矢を射ること)、7.息を整え、8.礼をする
という8つの動作がありますが、練習では、1と8の礼をする動作は5本の矢を吹く間には行わず、最初と最後に行うようでした。
引き続き試合を模しての練習も行われましたが、5本の矢を吹く前後だけ礼が行われました。
各自の技量に応じて、自分が吹く的までの距離に応じて横一列に5人づつ並び、開始の合図で礼をした後、自分の間(ペース)で5本吹いて、全員が終わった段階で終わりの合図があり、的まで行って点数を計算します。
計算された点数はホワイトボードに書き出され、累計され、これが各自6回吹く(6ラウンドというそうです)まで続きました。
(1ラウンド5回吹き、6ラウンドですから30回吹くことになります)
(練習の様子1) |
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(練習の様子2) |
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(練習の様子3) |
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(練習の様子4 的に集まり得点計算) |
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(練習の様子5 10メートルの的) |
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(練習の様子6 各自の得点を累計する) |
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(得点は?) |
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得点の計算方法は、中央の白い部分が7点、以下赤い部分が5点という風に周辺に行くに従って2点ずつ減ります。
境界線上は高得点側で計算します。
この的のこの回のラウンドの得点は、7点×3本、5点×1本、3点×1本なので、合計29点となります。
4ラウンド合計が100点、もしくは6ラウンド合計が150点が合格となります。
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得点を累計すると競争意識が働くのか、ミスが出る方もいたようですが、和気藹々時間が過ぎていきました。
● スポーツ吹矢の道具
(スポーツ吹矢の道具1)

(スポーツ吹矢の道具2−筒立て)

スポーツ吹矢の道具は
- 筒
- 矢
- 矢入れ
- 矢抜き
- 筒クリーナー
- 筒立て
- 的と的台
等です。
筒立ては手作りだそうです。
● スポーツ吹矢の練習方法(家庭での練習方法)
各ご家庭の住宅事情などによって、家での練習はあまり話し合われないそうです。
室内に長い距離の場所を確保できなかったり、ご家族が良い顔をしなかったりという事情もあることと想像しました。
ただ、呼吸法や足腰の鍛錬、5本を3分以内に吹き終わるという習慣を身につけることなどをご自宅で行っている人もいらっしゃるようでした。
ご自宅で練習できない分、各土曜日の練習日が貴重なのかも知れません。
● スポーツ吹矢の効用
- 運動量が少なく年配者向き
- 精神の安定
- 吹矢式呼吸(腹式呼吸+胸式呼吸)などの習得
- ぎっくり腰、腰痛の予防
- 仲間や友人が出来る
● 吹く表情を写させてもらいました
編集子は真剣に矢を吹く姿に感動しました。
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日本スポーツ吹矢協会 鎌倉諏訪ヶ谷支部について
同支部では、スポーツ吹矢の体験参加を受け入れているそうです。
筒と矢は支部所有のものを貸してくれるとのことです。
会務など
- 支部長:江藤 電話/ファックス:0467-31-1564
- 会費:1000円(月額)
- 入会金:2000円
- 会員数:20名
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制作:ひろさん
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