鎌倉市民混成合唱団を指導する先生方のプロフィール
指揮者 川合良一 (かわいりょういち)
鎌倉市に生れる。東京藝術大学指揮科を卒業。
在学中に「安宅賞」を受賞。
故金子登、小林研一郎、エルヴィン・ボルンの各氏に師事。
チェコの故ズデニェク・コシュラー氏からも親しく教えを受けた。
様々なオーケストラ、合唱団の指揮に当たり、その幅広い音楽活動は高い評価を受けている。エネルギッシュな指揮ぶりの背後には音楽を見つめる厳しい眼差しがある。
1982年に開始された「鎌倉混声合唱教室」を、今日の「鎌倉市民混声合唱団」に育て上げた立役者である。
なお、地元の北鎌倉女子学園高等学校の講師でもある。
ピアニスト 飛松利子 (とびまつとしこ)
北鎌倉女子学園高等学校音楽科、桐朋学園大学及びウィーン国立音楽大学ピアノ科卒業。
これまで舘美佐子、三浦みどり、M.ヴォスクレセンスキー、R.ケラー、M.フッシ、M.プリンツの各氏に師事。
1990年クロード・カーン国際ピアノコンクール(パリ)第4位。
1990年パルマドーロ国際コンクールピアノ部門にて第2位(1位なし)と課題曲最優秀賞を受賞。
2004年にはジャパン・チェムバー・フィルハーモニーとモーツァルトのピアノ協奏曲を、2005年には、みなとみらいホールにてソロリサイタルを催すなど、ソロ及びアンサンブル・ピアニストとして活躍している。
発声指導 橋本靜一 (はしもとせいいち)
東京藝術大学声楽科在学中より、「ヒトと声の関わり」について研究。
卒業後は「考える授業」をテーマに高校教諭を続ける側ら、各地でヴォイストレーナーとして活躍。
数万例にのぼる症例研究と、高校教諭としての経験に基づくレッスンは多彩である。
時に格闘技、時に瞑想、時によだれを流して熟睡…等、健康な声を見出すためには手段を選ばない。
2004年3月、研究活動に徹するため独立。「ヒトの声に触れることは、その人のカラダとココロに直接触れることである」を座右の銘とし、声楽・合唱のみならず朗読者や演劇人に至る舞台発声全般について「声の職人」としての訓練を行っている。