へ
鎌倉シニア通信特集・・・鎌倉の仲間達 No.50
さえずり会 (バードカービング)
2007年3月2日/3月19日取材
* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
(大船学習センターで勢揃)

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
さえずり会は1992年に設立されました。
主な活動は
- 月2回のサークル活動(バードカービング製作)
- 各種展覧会への出展
(大船フェスティバル、木翔舍展、東京湾野鳥公園展など)
- 親睦会
(バードウオッチング、バーベキュー大会、お花見など)
などです。
会の最新の活動内容は、「さえずり会のホームページ」をご覧下さい。
「さえずり会のホームページ」へ
|
* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
■ さえずり会の先生
さえずり会の藤井昌子先生は、バードカービングの会である木翔舍の会員であるとともに、鎌倉市で「さえずり会」をはじめとした教室でバードカービングの指導に当たっています。
(藤井先生作・「エナガ」部分)

(別角度から「エナガ」部分)

バードカービングは主に欧米を中心に発達したそうです。
元々の起こりは野鳥の狩猟の際のオトリ(デコイ)で、そのオトリが室内装飾品として発展し、さらに自然保護、動物愛護などで剥製に入れ替わるように発展してきたとのことです。
日本に来たのは1979年ともいわれています。
|
■ さえずり会のサークル活動
(サークルの様子)

サークル活動は毎月第一金曜日と第三金曜日の午後、主に大船学習センターで行われます。
毎回会員のほとんどが集合し、それぞれの状況に応じて制作に取り組みます。
制作過程をざっと伺いました。
- 南洋の角材「ジェルトン」という、年輪・木目の無い木が使われる
- 構想を練り設計図をつくる
- 型紙をつくる
- ジェルトンの角材の側面と平面に型紙をあてる
- 角材を縦横に切り出す
- ナイフ、彫刻刀などで形を整える
- 大きな翼などは別に制作し貼り合わせる
- 彩色する。彩色にはアクリル塗料などを使う
(参考書) |
|
(参考書の設計図) |
|
(角材に型紙をあててみる) |
 |
|
 |
|
 |
(糸鋸で切る) |
|
(側面は形が出来た) |
|
(切り出しナイフで側面を削る) |
 |
|
 |
|
 |
(立体的になった) |
|
(彫刻刀でさらに削る) |
|
(ようやく彩色) |
 |
|
 |
|
 |
作品の難易度もあるのでしょうが、出来上がりまでに2〜3ヶ月、大作になると6ヶ月以上も掛かることがあるそうです。
道具を拝見しました。
これら切り出しナイフのほかに彫刻刀を使いますが、堅い木をカービングをするため歯
科医師が使うような電動グラインダーなども使う場合があるのだそうです。
(バードカービングの道具) |
|
(電動グラインダー) |
 | |
 |
サークル活動の後半に休憩があり、お茶とお菓子で和気藹々、いろいろな話に花が咲いて盛り上がっていました。
■ さえずり会のみなさんの作品
(コノハズク) |
|
(オナガ) |
 | |
 |
(コアジサシ(部分1)) |
|
(別角度からコアジサシ(部分2)) |
 | |
 |
(ミミズク) |
|
(ノゴマ) |
 | |
 |
(ヤマドリ) |
|
(メジロ) |
 | |
 |
(コゲラ) |
|
(ミソサザイ) |
 | |
 |
(掲載写真の多くは同会ホームページから借用しました)
■ さえずり会の親睦会
さえずり会には、バードカービングをする楽しみの他にもいろいろな親睦会の楽しみがあるそうです。
暮れの忘年会は恒例で、時には2次会3次会に繰り出すこともあるそうです。
(2006年の忘年会の様子)

初夏にはバードウォッチングをかねて、野外での親睦会を企画しているそうです。
(2006年の屋外親睦会の様子)

(写真は、2006年の様子で同会のホームページから借用しました。)
* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
さえずり会
- 代 表:藤井 昌子
- 連絡先:0467-46-3680
- 入会金:1、000円
- 会 費:2,200円(月額)
|
* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
制作:ひろさん 協力/ぶらぶら
鎌倉の仲間達目次へ
へ
|