最新号

・・・鎌倉シニア通信特集・・・
鎌倉の仲間達 No.18
鎌倉手話サークル

「笹りんどう会」

2003年7月8、10、16日

深沢学習センター、 鎌倉福祉センター、 鎌倉生涯学習センターにて取材


・・・「手話」 この魅力ある言葉を学んでみませんか!・・・

夜の部・勉強会風景
▲夜の部・勉強会風景

合計三回の取材で、毎回十数人が参加し、熱心に練習されていた
初級では子供も一緒に、楽しそうな練習風景が見られた
中級では黒板を使って、かなり難しい内容の説明もしていた
交流会では、いろいろなレベルの人が輪になり
講師の指文字を読み取って、手話で返したり、質問がでていた

笹りんどう会の活動など

鎌倉手話サークル「笹りんどう会」は手話を学びながら
同じ社会を構成する仲間である聴覚障害者と共に
よりよい社会作りを目指しています

  会員数:  94名(2008年3月30日現在)
  昼夜あわせて4つの部がある
  初級、中級、中級応用のレベル分けがある
  勉強会、交流会、講習会など多彩な活動
  どの部にも自由に参加できる
  レクリエーション、社会見学などの年中行事あり
  勉強会の講師は、鎌倉市聴覚障害者協会会員
  市主催の手話講習会実行委員会に参加
  市のフェスティバルに参加

年会費: 正会員(健聴者)     3,500円
      賛助会員(聴覚障害者)   500円

問合せ先: 会長:江成憲三
       Tel:0467-24-0454/Fax:0467-24-1738



・・・会員のお話から・・・

手話
手指の動きを中心に、頭や上体の動きと顔の表情、視線、口型などによって表現し、視覚によって伝える言語
指文字
手指で50音文字を表現する補助手段で、人名など固有名詞に使うことが多い
上達法
聴覚障害者と積極的に交流を持つこと
手話の方言
手話にも方言があり、地域、個人によっても違う
外国手話
国によって手話表現は違うが70%ぐらいはわかるらしい(講師の談)
中級の勉強会風景 初級の勉強会風景
中級の勉強会風景初級の勉強会風景

小学生から70代の方まで、年齢を超えて参加者が集う
講師の手指の動きはスムーズでいて、メリハリが利いていて見とれる

フェスティバルにて
鎌倉生涯学習センターのフェスティバルにて

4部会の詳細
  例会日* 時間 場所
昼の部 毎月第1・第3火曜日
毎月第2・第4木曜日
午前10時〜11時30分
(第3火のみ 午前10時〜15時)
鎌倉市福祉センター
夜の部 毎週水曜日 午後6時30分〜8時00分 鎌倉生涯学習センター
玉縄の部 毎週金曜日 午後6時30分〜8時00分 玉縄青少年会館
深沢の部 毎週火曜日 午後6時30分〜8時00分 深沢学習センター

*注:  昼の部、夜の部には、初級、中級、中級応用
深沢の部、玉縄の部には、初級と中級があります
第5週はお休み


手話・指文字の一部

手話・指文字1 手話・指文字2 手話・指文字3

手話・指文字4 手話・指文字5 手話・指文字6


編集後記

  • 会員の方が話しをするとき、自然に手話が出てくる.
    意識せずに言葉と手話が一緒に出るようになると、普通にゼスチャーを入れて話しているのと変わらない感覚だった.
  • 会長の岩村さんは手話を始めて7,8年.きっかけはテレビドラマだったそうだ.
  • 会員は、市主催の手話教室から参加する人、生涯学習のガイドブックを見てくる人、社会福祉協議会で聞いてくる人など.
  • たとえ手話を知らなくても身振りや表情、筆談でも伝わる.
    話をしよう、という気持ちが大切、心を開いてくださいというアドバイスをもらった.
(制作:かぼちゃ 取材:リンデン、ハイランド、かぼちゃ)



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