・・・鎌倉シニア通信特集・・・
鎌倉の仲間達 No.15
図書館とともだち・鎌倉
通称  TOTOMO

取材日2003年2月12、19、26日および3月8日
取材場所鎌倉NPOセンター
鎌倉中央図書館会議室
大船保育所園内おもちゃとしょかん


本が好き、図書館が好き、そして鎌倉を愛する仲間が集まって
図書館を守り育てようと活動しています
それが「図書館とともだち・鎌倉」通称「TOTOMO」

おはなしひこうせん
「おはなしひこうせん」の出張サービス風景・・・保育園でのお話会

主な活動内容

  会の企画、会報の編集、配送など
  図書館についてのいろいろな勉強会
  絵本を読んで楽しむ会
  「おはなしひこうせん」出張サービス
  講演会などのイベント

子どもやお年寄りとの交流のほか
あちこちの図書館を探訪したり
著者を囲む会、自然観察、図書館の問題研究など
幅広い活動が展開されている



NPOセンターでの定例会では
図書館の移管問題の勉強会が開かれていて
市民のための図書館を望む会員の熱意が感じられた

次の機会には、会報の印刷、発送作業が進められていた
鎌倉を中心に全国に散らばる148名の会員に発送するそうだ
(注:  会員数は2003年2月末現在)

例会風景・勉強会 会員に配布される会報
例会風景・勉強会会員に配布される会報

会報の印刷 会報の発送
会報の印刷会報の発送

図書館の会議室での例会では
「おはなしひこうせん」の勉強会が行なわれた

お話会のために小道具が手作りされているそうだ
また、図書館内にもいろいろな道具が保管されている
面白そうなものを借りて、実地練習が始まった

毛羽立った布製のスクリーンに不織布製のパーツを貼り付けて
お話を進めるパネルシアター(フランネルシアター)
切り抜いた絵に持ち棒をつけたものを動かしながら
お話を進めるペープサート

会員の人たちは慣れたもので、声色を使い分けての熱演だった

手作りの小道具を前に 手作りの小道具で熱演
手作りの小道具を前に打ち合わせ手作りの小道具で熱演

パネルシアターの練習 ペープサートの練習
パネルシアターの練習ペープサートの練習

「おはなしひこうせん」の出張サービスの取材では
保育園内の施設に、幼児約15名、父兄約15名が集まった

すぐ隣では、おもちゃドクターがおもちゃの修理をするという
アットホームな雰囲気の中でのお話会

絵本の読み聞かせ、手作りの小道具を使っての熱演
パネルシアターや、子どもと一緒にするゲームもあった
夢中になった子どもたちが、絵本の中の主人公と一緒に
ジャンプするという場面もあり、みんな大喜びだった

チームワークが大事 主人公と一緒にジャンプ
ナイス・チームワーク主人公と一緒にジャンプ

「図書館とともだち・鎌倉」TOTOMOの会員募集

「図書館とともだち・鎌倉」の会員になると・・・
  いろいろな図書館見学のチャンスがある
   例:  図書館と仲良くするために「わくわく!図書館探検」
 「著者を囲む会」など、いろいろな催しを企画、参加できる
  毎月会報が配送される

 年会費(1〜12月)一口 1,000円
 お申し込み先:
 〒248-8686 鎌倉市御成町18-10
             NPOセンター鎌倉 メールボックスNo.5
          「図書館とともだち・鎌倉」宛
 お問い合わせ先:  メール <ran74635@mte.biglobe.ne.jp>


編集後記

  • 図書館についての無知を思い知らされた取材だった.
    市民として誇りにできる図書館を望むなら、それを目指して動く必要を感じた.
  • また、現在の図書館をもっと有効に利用すること、有効に利用できるようにすることも大事なことだと思う.
  • 「おはなしひこうせん」に目を輝かせる子どもたちが、本を好きになり、図書館を担う大きな力になるように心から願うとともに、こういう活動をもっともっと広げていって欲しいと思った.
  • 図書館を通じて、こんなに幅の広いか活動を展開しているTOTOMOの存在をたくさんの方に知って欲しい.
  • この活動に賛同する大勢の人たちの参加を願う.
(取材:かぼちゃ、ひろさん 制作:かぼちゃ)



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