![]() 鎌倉・あの店・この逸品(37)
(住所:神奈川県鎌倉市二階堂93-14/電話:0467-38-5588) (取材:2007年1月18日) ![]() (天せいろ \1,500)
● 主なメニュー
その他の主なメニュー
● 横須賀で修行したそば打ち店内に入ってまず気がつくのが入り口すぐ右のガラスの仕切り。ここがそば打ちの場所です。 ご亭主は、ひょんなことから横須賀にある「悠々亭・まき田」というそばやを引き継ぐことになり、1年半ほど必死になってそば打ちの修行をしたとのことです。
最初の半年は人様に出せるようなそばが打てなかったとのことです。 宮前のそばはかなり細く、こしがありました。 宮前では、通常のそばは二八そば、限定商品が十割そばで、十割そばはいわゆる「ぶちそば」とのことです。 そばは、「3だて」という言葉があるそうで、
そば粉は栃木県産の挽きたてを使っています。 ● 店の玄関、店内の様子など店に入ると右側にカウンター席が6脚あり、左側には小あがりの座敷席が12席あります。その脇には個室への通路があります。
カウンター席も座敷席も、そばを肴においしそうにアルコールを傾けるお客さんが目につきました。 ● 個室の雰囲気と鎌倉彫の盛り皿個室はテーブル席が4つあり、8〜12人ほどがくつろげる空間で、瀟洒な和室と椅子席、緋毛氈が印象的でした。また、冷たいそばを盛る盛り皿と薬味の小皿は鎌倉彫で、ともに「安齊」の特注の鎌倉彫でした。
● 奥さんの貢献![]() 奥さんは近くで「鎌倉夫人」という有機野菜の料理店を開いていたのですが、宮前の開店にあわせて宮前に協力し、現在店の切り盛りを手伝っているそうです。 これまで、包丁を握ったことのないご亭主にとってどんなに心強かったか想像に余りあります。
● 営業時間/場所など休業:毎週水曜日営業:11:30〜16:00 夜間は予約(そば会席)を受付けているそうです。
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