1.基本の形は「主語+動詞 (+動詞)+目的」で、
それに”適用に”「副詞」などを入れます。
例えば、
「私は焼き飯が食べたい」は、サヤ (Saya: 私) マウ (mau: 〜したい) マカン (makan: 食べる) ナシ (nasi: 米の飯) ゴレン (goreng: 油で(炒めた)).
2.修飾語は修飾されるものの後に置きます。
「私の名前」は、ナマ (nama: 名前) サヤ (saya: 私) となり、
「オランウータン」は(森の人)で、オラン (orang: 人) ウータン (hutan: 森)
「トイレ」は(小さい部屋)で、カマァル (kamar: 部屋) クチル (kecil: 小さい) など。
3.動詞は主語によって変化することは無く、過去形もありません。
そこで、過去のことを表すには、それを示す言葉、
「昨日」とか「何日前」、「何年前」などをつけます。
未来のことも同様に、「明日」とか「何日後」などをつけて表します。
4.名詞は複数形もなく、冠詞・不定冠詞もなく、やっかいな男性・女性名詞の区別もありません。
5.外来語も多く入っています。
対応するインドネシア語はありますが、われわれ同様、外来語を使うことも多いようです。
英語 の 「-tion」 にあたる部分が 「-si」 になるようです。
テレビジョン:テレフィシ (televisi)、インフォーメーション:インフォ(ル)マシ (informasi)
ネゴシエーション:ネゴシアシ (negosiasi) などなど
やっていることが "アバウト" なこともしばしば。そこで、 ”あなたのやっていることは、キラキラ (kira-kira: およそ、約)” とか ” チャンプル チャンプル” (campur-campur: まぜこぜ) ということは日常茶飯事。
一方 ”すばらしい!”という、バグゥス (Bagus!)、や バグゥス スカリ (Bagus sekali!) を忘れてはいけません!
そして、現地の人が真っ先に教えてくれるのが、チンタ (cinta: 恋する) や チンチン (cincin: 指輪) でしょう。