![]() 編集部員のリレー随筆(24) |
健康で元気な方々が、いにしえを偲び名所旧跡を訪ねながら、東海道五十三次を歩いているとは知っていたが、ものぐさな私には何十日何ヶ月も歩くなんて!と挑戦する気はありませんでした。 ある日某旅行社のチラシに、「講師と一緒にバスで巡る東海道五十三次」の文字を見つけ、バスなら楽だ、しかも案内者つき、これなら私でも完遂することができそうだと、毎月一回で8回コース(5月〜12月)をさっそく申込みました。 2回目が終わったところで「鎌倉シニア通信編集部員」の随筆当番が回ってきた。 四国巡礼・各地の札所めぐりなど熱心に実行されている方も多いが、参加して知ったことは旅行社では、「中山道」「甲州街道」なども実施していて、これにも参加されている方もいました。 第一回・日本橋から神奈川宿
各お寺の山門付近にそれぞれ石碑がありました。 第二回・保土ヶ谷宿から大磯宿
軽部本陣は、保土ヶ谷駅を過ぎ左鎌倉、右藤沢の道を右折したところで大谷石塀に本陣跡の標識、門柱に軽部紘一という表札が読め、今も子孫の方がお住まいです。 権太坂は、正月の大学駅伝の道を脇へ入った旧道で坂の途中で行き倒れになった人を葬ったという投げ込み塚がありました。 戸塚宿本陣跡は、戸塚ダイエイそばに澤辺本陣跡の石碑があります。藤沢には、奥州平泉で敗死した義経の首級が鎌倉に送られて、首を洗い清めたという首洗いの井戸もありました。 大磯宿では、新島襄終焉の地と鴫立庵へ寄りました。 2回目が終わったところですがこれから箱根越え。バスで楽だとはいえ最後まで続くか?12月までは長い。 同行者の中には、折りたたみ自転車で2年前に走破された方もいる。また、ボイスレコーダーを持ち説明者の声を録音している人、メモを取っている人、事前に資料を集め勉強している方もいる。ほかに奥の細道を辿っている方もいますが、時間を有効に使い活発に活動されている方々がたくさんいますね。 この旅は、昔の細道など大型バスでは通れないところ、また一時停止ができない場所もあり、これが最大の欠点ですね。 |