![]() 編集部員のリレー随筆(17) ヤマアジサイの栽培制作:ひろさん
○ 出会い「鎌倉の仲間たち」の取材で『鎌倉アジサイ同好会』を取材したのが2005年の5月のことだった。この会は日本の自生アジサイ(ヤマアジサイやエゾアジサイなど)を栽培することを目的として結成された会で、毎年5月下旬にフラワーセンター大船植物園で展示会を開いていた。 その展示会で鮮烈な出会いがあった。 ![]() 花の色は強烈な色あり、淡い色有りで色とりどりだったが、額の繊細さ、可憐さは目を見張るばかりでたちまち虜になった。 ヤマアジサイの魅力は
○ 苗木の入手と挿し木 2005年6月鎌倉アジサイ同好会の会長宅に取材に行った際挿し木のこつを教えてもらった。
苗木は「クレナイ(紅)」と「ベニガク」を頂いた。 挿し木の成功率は10鉢中9鉢で90%だった。 2005年の夏は、頻繁に液肥を与え育成に努めた。 ○ 挿し木した苗に花芽がついた 2006年6月翌年、2年目を迎えた苗木のうち半分ほどが花をつけた。![]() (挿し木した苗に花芽がついた) そして開花。 ただ、花の色はまだまだ未熟???
○ 2006年の挿し木と2007年の開花2006年は、上記のクレナイとベニガクの他に
この新しい苗木の内、木沢の光と甘茶が2007年6月に花をつけた。
また、3年目を迎えたクレナイは、4号鉢で5つの花をつけた。 ![]() 3年目を迎えたベニガクは、6鉢に増え、全鉢に花がついた。 最初に挿し木した株は4号鉢で4つの花をつけた。 ![]() という訳で、猫額では、品種を増やしながら庭に負担をかけないような、簡単なヤマアジサイの栽培に励んでいるが、発色についてはまだ未熟でどうしたらよいか勉強中である。 編集部員リレー随筆リスト ![]() |