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編集部員のリレー随筆(1)

奥日光旅行記

取材日 2005年10月6日
(制作:太郎)

10月上旬、某旅行社の「奥日光紅葉日帰りバスツアー」に参加しました。旅行代金 は僅か4980円でしかも朝・昼2食の弁当付きです。今年は猛暑の夏が長かったせ いで紅葉はまだ少しでしたが、その分、道路渋滞はなく日光の「いろは坂」もスイス イと通過しました。

竜頭の滝
▲竜頭の滝
赤沼駐車場
▲赤沼駐車場

午前7時、横浜を出発したツアーバスは小雨の中を首都高、東北道を走ること約4時間 ようやく奥日光戦場ヶ原入口のの赤沼に到着しました。竜頭の滝へは紅葉の始まった湯 川の川岸を階段で下ります。名前の由来は水流が泡だって光り竜の鱗に見えることから 名付けたとされています。

戦場ヶ原
▲戦場ヶ原
散策路
▲散策路

竜頭の滝の見物を終わり、再び滝上の赤沼に戻った一行は、あらためて戦場ヶ原の散策に 出かけました。頭上には空高くカラマツやシラカバの枝が伸び足下には一面の笹が生い 茂り森林浴が楽しめます。

湯川-1
▲湯川-1
湯川-2
▲湯川-2

戦場ヶ原は湿原の乾燥に連れ次第に森林化しています。中央を流れる湯川を境にして 右手には草原状の戦場ヶ原、左は森林化した小田代ヶ原に区分されます。川の水は澄 み小魚の姿も散見されます。道端の古木に腰掛けツアーで支給された「秋味弁当(きの こ炊込み弁当)」を広げました。

吹割の滝
▲吹割の滝
男体山
▲男体山

最後の下車地、吹割の滝は巾30メートルの広い川の川床に亀裂が入り高さ7メートル の滝が轟音とともに吸い込まれるように流れ落ちています。「東洋のナイアガラ」と称 されているそうです。帰りのルートは沼田から関越道を通り環八、第三京浜で横浜への 帰着は午後8時でした。

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