(左より8番目)
舟型

上辺に、3つの種子をつけます。
中心に、「キリーク」(阿弥陀を表す梵字)、向かって右が「サ」(観音菩薩)、向かって左は「サク」(勢至菩薩)を表します。
中心に「奉造立庚申像 為二世安楽」と刻みます。 下辺に浮彫りの三猿を配しています。

右に「寛文十二年」(1672)とあります。これより古い年代のものは8基ですから、これも大分古いものに属します。


安山岩、高さ108.5センチのこの庚申塔は市の有形民俗資料に指定されています。(鎌倉の文化財 第3集)