(左から1番目)舟型
上部に梵字の「キリーク」(阿弥陀如来をあらわす)が彫られ、その下に、同様に梵字の「サ」(観音)、「サク」(勢至)が彫られています。すなわち、阿弥陀三尊を祀っています。
下部には三猿が彫られていて、中央は雌です。
阿弥陀三尊の種子をつけたものとしては、もっとも古いものといわれています。
寛文十年(1670)十一月六日とあり、市の有形民俗文化財に指定されています。(鎌倉の文化財第3 集)