今月の庚申塔めぐり

−(35) 極楽寺本堂前−



所在地 ●極楽寺は江ノ電極楽寺駅のすぐ北側にあります。

●庚申塔は正面の本堂の右手にある宝物館(転宝輪殿)の入口の右側に立っています。

庚申塔の概要1基あります。

舟型
正面中央に蓮台に立つ阿弥陀如来の像が彫られています。
右側には「奉供養庚申(以下不明)」、左側には「維(以下不明)」と刻んであるようです。
現在、造立年に関する銘は読み取れないようです。
下辺には三猿が彫られています。

造立年代について:昭和40年3月30日に有形民俗資料として指定され、「鎌倉の文化財 第三集」で寛文十一年(1671)とされています。
左の「維」の下に「寛文十一」などが彫られていたようです。

上記の資料以外の市の資料2点のいずれも「寛文十一年」としていますが、銘についての記録が少しずつ異なり、近年かなり読みにくくなっていたようです。
庚申塔の現状1基
記録の通り保存されています。(平成14年11月16日)
全  景
庚申塔 ●境内は撮影禁止のためお見苦しい絵となっております。
更新日2005.3.1

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