(3段2番目) 唐破風付笠塔婆
宝珠をのせ、四方に唐破風付きの立派な笠がつき、塔身は花頭型に彫り込んでいます。中央に阿弥陀如来像が、死者を迎える来迎相(らいごうそう)で蓮の台に乗っています。

下部には三猿が厚肉彫でなされていますが、「きかざる」が正面に、向かって左には「いわざる」、そして右には「みざる」があります。

天和四年(1684)の建立です。