(上段の左より1番目)
駒型
上辺に「金剛童子」を表す種子
(しゅじ:仏や菩薩を表す梵語)
「ウーン」(と読むそうです。)をつけ、
中央に「青面金剛」と刻む。
天保14年(1843)の銘あり。


写真の梵字を「ウーン」と読み、且つ「金剛童子」を表すかは、筆者には分りませんので、木村氏「道ばたの信仰」をそのまま拝借いたします。
梵字「ウーン」は、「阿しゅく如来」、「馬頭観音」、あとは、明王部の通しの種子でもあると述べる資料がありました。(例としては「愛染明王」、「軍荼利」など。)しかし、これ以上のことはお手上げです。