(左より3番目) 笠塔婆型
上辺に日月、六手の青面金剛が彫られています。体の前においた右手には髪の毛をもって人を吊り、左手には剣を、ほかの手には剣、輪宝などを持ちます。
下に三猿が厚彫りされています。

文化五年(1808)の銘があります。


この年、鎌倉13ケ村の家数は次のようだったそうです。 (図説鎌倉年表より)

十二所村(25軒)、雪ノ下村(117軒)、大町村(143軒)、浄明寺村(28軒)、扇ガ谷村(48軒)、乱れ橋・材木座村(128軒)、二階堂村(45軒)、長谷村(65軒)、小町村(15軒)、西御門村(15軒)、坂ノ下村(80軒)、山之内村(72軒)、極楽寺村(33軒)、合計814軒

なお、西御門村の15軒は肯首できるが、小町村の15軒は少なすぎる、とのコメントがついています。