本  堂


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本堂について

     本堂は、慶安三年(1650)、江戸時代初期のものですが、寛政十二年(1799)と関東大震災の修理などを経ており、比較的新しく見えます。

     桁行五間、梁間五間で、正面と両側に縁をめぐらします。
外側は、角材を使い、縁長押と内法長押がめぐらされています。

     舟肘木が丸桁を支える比較的簡単な構造になっています。
     正面中央は、両開きの桟唐度になっていて、軒は、一軒の半重垂木となっています。

     内陣は、内法貫と頭貫でつなぎ、柱の上に出三斗を配します。 木鼻は、17世紀中期の特徴を示すそうです。