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唐門について桁行(正面)一間、梁間(奥行き)一間、平入唐門、江戸初期(寛永二十年と推定)桁行 およそ 2.0m、梁行 およそ 1.1m、比較的小さい門で、この門の特徴である唐破風が側面につくので、このような形で出入りするものを、平入り唐門と分類されます。 柱は上下とも粽 (ちまき) 付き(丸く削ってある)、柱を頭貫(かしらぬき)と台輪でつなぎます。扉には 両開きの桟唐戸がついています。禅宗様式になります。 屋根を支える斗栱(ときょう)は実肘木(さねひじき)付の三斗です。垂木は均等な配置ではなく、吹き寄せ垂木と呼ばれるものです。 壁には花と流水紋の透彫を付けます。 唐破風のある妻側(屋根の側面)は虹梁に大瓶束(たいへいづか)をのせ、束の両脇に雲文形の笈形を付けています。 |