盛久頚座
(もりひさ・くびざ)

 

大正八年(1919)六月 鎌倉同人会


碑文

平家物語に 文治二年(1186)六月二十八日 幕府命じて平家の家人主馬(しゅめ)八郎左衛門盛久を由比が浜に斬らしめんとせしに 不思議の示現(じげん:啓示)ありて 之を赦(ゆる)したまう とあるは此地なりと云う

説明

平家物語によると、1186年6月28日に、鎌倉幕府の命令により、平家の役人であった主馬盛久(しゅめもりひさ)を由比が浜で処刑しようとした時、刀が飛び散ったという不思議な現象が現れたために罪を許した、と書いてあるのは、この場所であります。
位置
長谷1-7-2付近で,長谷東町バス停の西50へメートルの北側に建つ。


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