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第17回 かまくら市民活動の日 フェスティバル

鎌倉市の市民活動を支援する「(NPO法人)鎌倉市市民活動センター運営会議」が毎年開催する「かまくら市民活動の日フェスティバル」は、第17回を迎えました。
開催日は2015年5月9日の一日間、場所は鎌倉芸術館の第1集会室です。

テーマは『鎌倉市の市民活動 その新たな可能性を求めて ―伝える力、聞く力』とのことで、登録団体同士の懇親と情報交換、他団体の活動への理解を深め、コラボレーションの可能性なども探ると同時に、 「一般市民に向けての訴求ポイント」など、市民活動の発展につなげるマインド醸成のための一日にしよう、 との考えに立ったものとのことです。

参加団体は50団体で昨年の86団体から大幅に減り、日程も三日から一日になり、場所も鎌倉駅前の生涯学習センターから大船の鎌倉芸術館に変わりました。

企画では、第一部〜第三部の構成で、
  1. 第T部 プレイベント
  2. 第U部 『伝える力、聞く力がよく身につくワークショップ』
  3. 第V部 登録団体大交流会 立食パーティ(有 料)
のようになっていました。

第T部 プレイベント  10:00〜13:30

第T部は各種ワークショップ、物販、相談コーナー、似顔絵、名刺制作、廃品再生、お話し会、紙芝居など、です。

(会場の様子)
会場の様子


鎌倉・ロボット・ものづくり研究会

今年の新顔は鎌倉・ロボット・ものづくり研究会のコーナーで、電池で動くマシーンが人気を集めていました。

(「鎌倉・ロボット・ものづくり研究会」の電池式ロボット)
ロボット・ものづくり研究会


鎌倉似顔絵同好会

似顔絵同好会のコーナーは外部の人の参加が見込めず、行列が出来るほどの盛況にはなりませんでした。

(鎌倉似顔絵同好会)
鎌倉似顔絵同好会


物販では人気商品は売り切れ続出です。

(「鎌倉友の会」の手作りケーキ)
(「和の会」のこの日の昼食)
「鎌倉友の会」の手作りケーキ  「和の会」のおべんとう


壁側のポスター
(「かまくらシニアネット交流会」と「ナルク南横浜」)
ポスター1


(「グループホーム 華花」)
(「日本語COSMOS」)
「グループホーム 華花」  「日本語COSMOS」

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第U部 『伝える力、聞く力がよく身につくワークショップ』    14:00〜17:00

第U部は、コミュニケーションスキルを磨くための、ワークショップ形式のセミナーでした。

コーディネーターは鶴保正明氏で、日本大学芸術学部講師、クリエイティブディレクター、鶴保正明ブランド広告事務所代表という方です。

また、参加者はかまくらNPOセンターに登録した団体および利用団体から希望のあった42名でした。


(鶴保氏)
(演台の鶴保氏紹介文)
鶴保氏  演台の鶴保氏紹介文


コーディネーターは、この42名を9卓の丸テーブルに平均4名ずつ振り分け、ワークショップの進め方について説明しました。

鶴保コーディネーターが設定した課題と各チームの取り組み方は、要約すると以下のようになります。
  1. 課題A : ポスターづくり 「これからの鎌倉に必要なこと」
    課題B : ポスターづくり 「60歳以上の方のスポーツ大会開催」

  2. 誰が?、誰に?、何を? 
     発信者(自分たちの名前を付ける)
     誰に?(相手を特定する)
     何を?(伝えたいこと、相手が求めていること、相手の益になることを1行のキャッチコピーにまとめる(13文字以内))

  3. 目立たせる : ポスターは キャッチコピーか?、ビジュアルな絵か? 文字の大きさは?(大 中 小)
各チームが具体的に討議に入ると、それぞれ基本的な認識の確認に時間が掛かりましたが、討議が進むうちに自ずと一定の秩序が生まれたようです。
それぞれのキャリアが異なり、性格も異なる中で、まとめる方向に進むため、まとめ役や書き手が生まれ、認識が共有されはじめたのでしょうか?。

(討議テーブル)
討議テーブル


(あるチームの討議の模様)
あるチームの討議の模様

コーディネーターの鶴保氏は各チームを見渡し、議論の進行状況に応じていろいろとアドバイスの手をさしのべました。

時間が経ちまとめの段階です。
コーディネーターの鶴保氏は人目をひくポスターづくりのための秘訣をいろいろとご披露しました。

(まとめの段階1)
(まとめの段階2)
まとめの段階  まとめの段階

(まとめの段階3)
まとめの段階

ワークショップの講評

さて、各チームの成果の提出です。

各チームのポスターは次々とホワイトボードに張り出されました。

(各チームのポスター)
各チームのポスター

これらのポスターに関して鶴保コーディネーターは、各参加者が投票して、得票の多い順に金メダル、銀メダル、銅メダルと鶴保賞を授与することを発表し、投票が始まりました。
投票の結果各ポスターの得点が出て同点のポスターは参加者の挙手で決まりました。

(同点のポスターは挙手で順位を決定)
得票数は?

(金メダルの授与)
(鶴保賞の決定)
金メダルの授与  鶴保賞の決定


すべての参加者が納得した収穫の多いワークショップでした。

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第V部 登録団体大交流会 立食パーティ   17:30〜20:30

第U部のワークショップが終わり、作業テーブルは食卓に模様替えされました。また中央に飲み物などが運び込まれました。

食べ物は「デイ・西かま」系統の「いきがいデイ ブランチ大船」が担当しました。

食料が届くまで若干の時間が掛かりましたので、各テーブルでは乾杯のリハーサルです。
また、例年はアトラクションを演じる団体はビデオを使ってのプレゼンテーションを行いました。

食べ物が届き、各テーブルに配られ、いよいよ乾杯です。

(届いた食べもの)
届いた食料

(届いた食べものの例1)
(届いた食べものの例2)
(届いた食べものの例3)
届いた食べもの  届いた食べもの   届いた食べもの

(乾杯)
乾杯


楽しい歓談と交流が続き、時間が経つと、三々五々と引き上げる人も出てきて、予定のお開きの宣言は無く、流れ解散になりました。

今年度の総括

今年度は、開催日数、開催方式などを運営会議創立以来のやり方が大幅に変更されました。

(NPO法人)鎌倉市市民活動センター運営会議とNPOセンターの双方から今後の在り方について検証されることでしょう。


さて、今年の参加者数は?

参加団体:50団体

参加者数:285人(T部152人、U部42人、V部76人、一般15人)


ということでした。

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制作:ひろさん

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