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鈴木秀夫写真展 鎌倉処々 三十六年の歳月

−− 鈴木秀夫写真展(鎌倉開催)は好評の裡に終了いたしました −−




今月のトピックス
当鎌倉シニア通信編集部のかぼちゃさんの友人鈴木秀夫氏が鎌倉に因んだ写真展「鎌倉処々 三十六年の歳月」を下記により開催します。

団塊の世代の作者が退職を機に鎌倉を訪れ、三十六年の昔の二十歳台に撮った鎌倉の写真と今日の写真を並べて掲げるユニークな写真展です。
開催会場と開催日時
  • 会場: 鎌倉生涯学習センター(きらら鎌倉) 地下 市民ギャラリーA
  • 日時: 2010年2月5日(金)〜8日(月)
         10:00〜17:00 (初日13:00より、最終日16:00まで)
  • 後援: 鎌倉市教育委員会

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● 鈴木秀夫氏のプロフィール
  略歴
  • 1947年 東京都世田谷区生まれ
  • 1972年 自宅暗室にて写真現像引き伸ばしを始める
  • 1973年 写真展「鎌倉処々」新宿ステーションビル
  • 1974年 ワークショップ写真学校 細江英公教室入学
  • 1975年 ワークショップ写真学校 細江英公教室展 銀座画廊春秋
  • 2000年 Webにて自然写真の発表を始める
  • 2004年 グループ展にて自然写真を発表(以後毎年開催)
  • 2009年 写真展「鎌倉処々三十六年の歳月」新宿コニカミノルタプラザ


  • ● 「鎌倉処々 三十六年の歳月」に寄せて  編集部員 かぼちゃ記
    去年、新宿で同じ写真展が開催されました。 鎌倉に住んで25年、自分の知らない36年前の鎌倉の写真を見られることに大変興味をそそられて出かけました。

    第一印象は意外に変わっていないな、というものでしたが、よくよく見ると、確実に年月が経っているのだ、という感慨を覚えました。
    同じように見えても修復されているお寺や、すっかり様変わりした境内があり、それらの 写真を見ると、失くしたものはもう二度と取り戻せないという愛惜の思いがわきあがります。
    また、時の刻んだ跡をいとおしく残している写真を目にすると、この先の時間の業を見守りたいという気持ちになります。

    36年という年月は長い鎌倉の歴史から見ればほんの短い時間ですが、その間にこれだけの変化があったことに驚きます。
    また一方、36年という人にとっては長い年月の間にあまり変化してないところにも、また感動を覚えるという不思議な体験をしました。それだからこそ、何百年も続いてきたということでしょう。

    この写真展を見た後では、鎌倉を見る目が少し変わってくるのではないでしょうか。これは、ぜひとも多くの鎌倉市民や訪問者に、みてもらいたい写真展だと心底思いました。

    このたび、地元鎌倉で開催されることになり、心から鈴木氏に感謝しています。





    制作:ひろさん   協力:かぼちゃ

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