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東光寺訪問記

2003年3月7日

今回のお寺さんは、”高野山真言宗・東光寺“

3月の上旬、昨夜からの雨が続き冷え込む寒い日でした。
湘南モノレール深沢駅から徒歩5分ぐらいです。
モノレール深沢駅から、大船方面に100M程にある
信号を右折、酒屋の右側の路を歩くと大慶寺(円覚寺末寺)があり、
大慶寺山門・駐車場を50M程先右側に東光寺の山門があります。



山門を入ると、右に本堂、本堂前に"弘法大師修行像”
その奥に相模国十三番札所の弘法大師坐像があり、六地蔵も安置されている。

お忙しいご住職に、お時間を頂き庫裏でお話を伺った。

東光寺山門 お大師様
(東光寺山門) (四国霊場十三番のお大師さま)

昔は、隣接の大慶寺が東側(今の深沢中学の下側)にあり、このあたりには僧が生活する庵(指月軒・覚華庵・天台庵・大堂庵等々と称して)があった。

この地に、古くから住んでいる家には夫々屋号があり、例えば覚華の○○さんとか堂前の○○さんと今でも呼んでいます。
夫々の”庵”の側に家があり、庵の名をとって”前や裏・左右”をつけ、同姓が多いのでどこの○○さんかを表していた。
その名残が今も残っている。

弘法大師ご修行像 弘法大師修行像は、檀家のご夫妻が四国八十八ヶ所遍路行を満願され、ご先祖の供養と満願記念に作られ、四方には八十八ヶ所各寺院のお砂が埋められていて、東光寺へ御参りに来られた方々に”本四国八十八ヶ所霊場遍路行と同じ功徳”が受けられるようになっている。

詳細は、写真集の方を見て 下さい。




火葬場跡 本堂裏の山腹に、”やぐら”のような洞窟があり昔、土葬の時代に不幸にも病死された方々を火葬にしたと言われ洞窟内は、釜場あとの穴がある。

お寺に伺った時、興味があるから見たいと思っても足場が悪く危険なので上らないようにしてくださいよ。





編集者後記。

本堂内をご案内頂き、地元有力者の方々のお名前が記された品々が多くあり、東光寺は「お寺の歴史」のページにも記したとおり、隣接の大慶寺と同様歴史のあるお寺さんだと感じた。

東光寺近辺の地図


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