最新号

鎌倉シニア通信特集・・・鎌倉の仲間達 No.53

鎌倉市民混声合唱団


2007年4月14日/6月21日/7月7日取材

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * 

(第22回定期演奏会・2007年7月7日)
第22回定期演奏会

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * 

鎌倉市民混声合唱団
鎌倉市民混声合唱団は結成して24年になります。
活動の主な場所は鎌倉市生涯学習センターで、毎週集まって合唱の練習に勤しんでいます。

鎌倉市民混声合唱団のホームページ



■ 鎌倉市民混声合唱団の主な活動

鎌倉市民混声合唱団の主な活動は
  1. 毎年夏の鎌倉市合唱連盟定期演奏会に参加
  2. 毎年鎌倉市生涯学習センターフェステイバルに参加
  3. 毎年鎌倉市民合唱祭に参加
  4. 毎年神奈川県合唱祭に参加
  5. 合宿(毎年4月頃)
  6. 定期演奏会(毎年7月・2007年は第22回)
などです。


■ 第22回鎌倉市民混声合唱団定期演奏会 (2007年7月7日)

2007年7月7日の定期演奏会を取材しました。
定期演奏会の場所は鎌倉芸術館です。

ロビーにお客様が大勢集まったので開場は10分早めて扉を開きました。

(鎌倉芸術館)
(立て看板)
(当日券も売れる)
鎌倉芸術館
 
立て看板
 
当日券も売れる

(受付1)
(受付2)
(花束受付)
受付1
 
受付2
 
花束受付

昼食が済み、着替えも終えて、開演時刻が近づくと、直前発声練習です。
橋本先生は団員の緊張をほぐすことに力を入れているようでした。

(直前発声練習)
直前発声練習


開演間際になると、舞台に上がるため、舞台裏の通路に集まりました。
さらに緊張感がただよいます。
大きな客席も8分目の入りのようでした。

(演奏者通路)
(客席)
演奏者通路  客席の入り


開演のブザーで会場が暗くなり、合唱団の入場に続いて、団内指揮者田島信幸さんとピアニスト飛松利子先生の入場です。

T.林光の合唱曲より
  1. 椰子の実
  2. 荒城の月
  3. うた
  指揮:田島信幸
  ピアノ:飛松利子

(田島さんと飛松先生)
田島さんと飛松先生


続いて川合良一先生が指揮する第U部です。

U.Fem latiska kirkekor(ラテン語のための5つのモテット)
  作曲:Arild Sandvold (アーリル・サンヴォル)
  1. Jubilate Deo
  2. Tantum ergo
  3. Venite filii
  4. Ego clamavi
  5. Lauda anima mea Dominum
  指揮:川合 良一


休憩を挟んで第V部です。

V.混声合唱曲「季節へのまなざし」
  作詞:伊藤海彦
  作曲:荻久保 和明
  1. ひらく
  2. のびる
  3. みのる
  4. ゆめみる
  指揮:川合 良一
  ピアノ:飛松 利子

(第V部の熱唱)
第V部の熱唱


鎌倉市民混声合唱団のT部、U部とV部の熱唱は観客を魅了し盛大な拍手が鳴りやみませんでした。
かくして、第22回定期演奏会は無事終了しました。

当日、打ち上げの会が行われたとのこと。さぞおいしいビールだったと推察しました。


■ 定期演奏会に向けての練習 (2007年4月14日)

鎌倉市民混声合唱団の練習サイクルは、1年間を通じて7月の定期演奏会に合わせて決められます。

練習が厳しいと言われる鎌倉市民混声合唱団のこの時期の練習スケジュールを同会のホームページから転載させていただいたのでご覧下さい。

例年は合宿が行われるのは4月ですが、今年は会場の都合で合宿が無く、強化練習が4月14日(土)と15日(日)に行われました。
このうち、4月14日の鎌倉市立御成小学校の多目的ホールの練習を取材しました。

この日は、橋本先生の発声練習と川合先生、飛松先生の合唱曲の練習です。

橋本先生の発声練習

(大の字に寝転がったり)
(胡座をかいたり)
大の字に寝転がったり  胡座をかいたり

橋本先生の発声練習はユニークでした。
人体は全てが発声器官であるという考え方で、身体の制御をしながら気持ちをその気にさせ、自在に身体(と気持ち)を操ることができればそれなりの声が出るという教えを説き、団員を自在にあやつっていました。

もちろん先生はご自分で示してから団員にやらせるのです。

(橋本先生の表情1)
(橋本先生の表情2)
(橋本先生の表情3)
橋本先生の表情1
 
橋本先生の表情2
 
橋本先生の表情3


川合先生の練習

わずかな休憩時間のあと、川合先生と飛松先生にバトンタッチされました。

今度は、団員は川合先生の指先と、飛松先生のピアノの音色にあやつられ、繰り返し合唱曲を練習していました。

(合唱曲の練習)
合唱曲の練習

(川合先生の表情1)
(川合先生の表情2)
(川合先生の表情3)
川合先生の表情1
 
川合先生の表情2
 
橋本先生の表情3


■ 定期演奏会に向けての練習 (2007年6月21日)

定期演奏会を翌月に控えての練習は鎌倉芸術館の小ホールで行われました。

この日も橋本先生の発声練習と、川合先生・飛松先生の合唱曲練習でした。

発声練習も合唱曲の練習も次第に完成されたものに近づいているような印象を受けましたが、団員の緊張感も高まっているようでした。

発声練習

発声練習は、例によって身体のいろいろな部分を使っていろいろな体位で音を出す練習でした。
団員は鎌倉芸術館の小ホールの舞台の上で小学生のように楽しそうでした。

(発声練習1)
発声練習1

(発声練習2)
発声練習2

(発声練習3)
(発声練習4)
(発声練習5)
発声練習3
 
発声練習4
 
発声練習5


合唱練習

合唱練習は前回より遙かに完成度が高く、川合先生の指先一つでいろいろな音色を出しているようでした。

(合唱練習1)
合唱練習1

(合唱練習2)
(合唱練習3)
合唱練習2  合唱練習3

音楽門外漢の編集子は何をどう取材して良いか見当もつかず、暗い中でシャッターを切るばかりでした。


■ 2008年 第23回定期演奏会の曲目決定

7月の定期演奏会が終わると、鎌倉市民混声合唱団は旧年度が終わり、8月から新年度を迎えます。

来年7月の定期演奏会の内容が決まったり、代表が交代するのもこの時期です。

鎌倉市民混声合唱団
第23回定期演奏会の予告

  • 場所:鎌倉芸術館
  • 期日:2008年7月5日(土曜日) 14時30分開演

  • 曲目1:グレゴリオ聖歌の主題による4つのモテット
          作曲 モーリス デュルフレ
  • 曲目2:A Little Jazz Mass
          作曲 BOB CHILCOTT
  • 曲目3:以下未定

鎌倉市民混声合唱団では、この時期(8月〜10月頃)の入団が一番すんなりと団員にとけ込む好時期と言っています。
同団ではいつでもホームページや団員の紹介で入団を受け付けているそうです。
このページの末尾に代表者への連絡先も掲載していますので、チャレンジしてはいかがでしょうか?


* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * 
鎌倉市民混声合唱団の沿革
  • 1983.03.25 鎌倉市教育委員会主催の「混声合唱教室」受講者の有志で合唱団を結成。
    指挿者・川合良一、団員85名(女声64名、男声21名)にて、鎌倉市中央公民館(現・鎌倉市生涯学習センター)を主 たる練習場として活動を開始。
  • 1983.11.05 第25回鎌倉市民合唱祭に初参加
  • 以後毎年、夏の鎌倉市合唱連盟定期演奏会に参加
  • 以後毎年鎌倉市中央公民館フェステイバル
  • 以後毎年鎌倉市民合唱祭に出演
  • 1986.04.12〜13 湘南ユースホステル(茅ケ崎)において合宿。
  • 以後、毎年同時期に合宿を実施
  • 1986.06.01 第1回定期演奏会(鎌倉市中央公民館ホール)
  • 以後毎年定期演奏会を実施

  • * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
    鎌倉市民混声合唱団連絡先

    * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * 
    制作:ひろさん  協力:りんでん

    鎌倉の仲間達目次
    最新号