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鎌倉・あの店・この逸品(61)

大船 うな菊



(住所:神奈川県鎌倉市大船 1-8-3(天正ビル)/電話:0467-46-4264)
(取材:2011年1月27日/2月10日/2月14日)



うな重 松

(うな重 松 \1830)

うな菊は創業35年(昭和51年)のうなぎ専門店です。
ご主人は母親がこの場所で創業したうな菊を、12年前(平成11年)に引き継いだそうです。
愛知県一色産のうなぎを使用した大船の商店街唯一のうなぎ屋は、創業当時の倍の広さになりいつも活気にあふれています。



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● 主なメニュー


メニューは
  • うな丼セット(昼限定)
  • うな重 梅 
  • うな重 竹
  • うな重 松
  • うな重 菊
  • ひつまぶし

    他に
  • 蒲焼き・白焼き
  • 肝焼き

うな重 梅   うな重 梅


価格:¥1310


 
うな重 竹   うな重 竹


価格:¥1520


 
うな重 松   うな重 松


価格:¥1830


 
白焼き   白焼き


価格:¥1200


 
きも焼き   きも焼き(上)


価格:¥300(上一本)


 
(価格や内容は取材当日のものです)

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● お店の様子

うな菊は大船駅東口を交番脇を東に向かい、大船中通りに出て左折、大船天正ビルの一階にあります。細長いお店は中央にカウンターがあり、右手は調理場とレジ、左手にテーブル席があります。
カウンターには6脚の椅子があり、テーブル席は2卓で8脚の椅子があります。


うな菊
(うな菊の店先)


店内の様子
(店内の様子 カウンターとレジの奥は調理場)


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● 朝の仕込みと蒲焼きの出来るまで

朝の仕込みを取材させて頂きました。

丁度鰻が届いたところで、桶に分別している最中でした。

入荷したうなぎを仕分ける
(入荷したうなぎを仕分ける)


蒲焼きが出来るまでの工程のあらましは、鰻を裂き、串を打って、白焼きし、蒸し、たれを付けて焼くというところでしょうか?。
ただし、裂き方や焼き方は関東と関西は違うのだそうです。
裂き方は背開きか腹開きかにも違いがあるようです。

鰻を裂く工程は正面から撮影できなかったので、背後から撮らせて頂きました。


鰻を裂く   背開き
(鰻を裂く)
(背開き)

串を打つ   蒸し終わった白焼き
(串を打つ)
(蒸し終わった白焼き)

串を打つ工程が感動的なので、デジカメの動画で再現します。

串を打つ場面の動画

裂いたばかりで、身のしっかりしたうなぎは、串を通すのにかなりの技と力が必要のようでした。



自家製漬け物の準備   わさび
(自家製漬け物の準備)
(店内にわさび)

タレを付けて焼く−蒲焼き
(たれを付けて焼く−蒲焼き)


最後はたれをつけて焼く工程です。
繊細な手さばきで何度もたれをつけ、焼き具合を確かめながら、出来上がりました。


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● ご主人に話を伺いました

  • 食材のこだわり
    • 愛知県・三河一色から直送のうなぎを使用
    • 自家製のたれを使用
    • 米は自家製のたれとの相性を考慮し、秋田県大潟村の指定農家米を使用
    • 吸い物の素材
      • 吸い物の素のかつおぶしは京都の海産問屋より納入
      • 吸い物の素の昆布は利尻昆布を使用
      • 吸い物の味の塩は岡山産のにがり塩を使用
    • 「ひつまぶし」と「白焼き」の本わさびは静岡県・有東木産を使用
    • 自家製の漬け物
    • お茶は東京・宮内庁御用達の茶店の粉末を使用
  • 店づくりについて
    • いわゆる「鰻屋」という敷居の高さは不要、と考えています
  • 調理について
    • 大船の商店街に一軒しかない鰻屋です
      のれんに胡座をかかず、一尾一尾全力で焼き上げています



  • ● 営業時間/定休日/地図

    • 営業時間  11:00 〜 20:00 (L.O. 19:30)
      昼のメニュー 11:30 〜 14:00

    • 定休日 火曜日


    • 電 話 0467-46-4264

    地図

    「うな菊」周辺地図



    制作:ひろさん  協力:りんでん 太郎

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