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「鎌倉七福神」参拝ルート

平成29年の年明けに際して、「松の内」期間内の快晴の日に「鎌倉七福神めぐり」を行って、本年の幸運と健勝を祈願した。(参拝順序とそのルート図は kokoをクリックしてご覧ください。)

(注)このページ内の各写真の説明や拡大はカーソルを各写真に乗せるなりクリックしてご覧ください。


布袋(ほてい)様@浄智寺・・・福徳円満の神

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朝10時にJR「北鎌倉駅」から鎌倉七福神めぐりをスタートした。まず最初に訪ねた浄智寺は駅からゆっくり歩いても10分足らずで到着した。浄智寺の山門前の民家の庭に蝋梅が咲き誇り、新春の季節感一杯であった。拝観料200円を払い、静かな境内を散策して布袋様を探すと境内奥の洞窟に祀られていた。多くの参拝客の列につき、順番がきたので布袋様の写真撮らせて戴き、参拝してから布袋様のおなかを触らせてもらった。元気をもらえるそうだ。

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弁天(べんてん)様@鶴岡八幡宮・・・芸能・開運の神

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浄智寺を出て右折してJR横須賀線踏切を渡り、建長寺を過ぎて徒歩約15分ほどで鶴岡八幡宮に到着した。この日は晴天で、他の鎌倉観光客と共にぶらぶらと良い散歩となった。鶴岡八幡宮の本殿に大勢の参拝客が押しかけて参拝していた。七福神の弁財天は源氏池に浮かぶ島にある旗上弁財天社に祀られていて、ここも大勢の参拝客が列を作っていた。一方、鶴岡八幡宮の境内にある鎌倉国宝館には「木造弁財天坐像」(彫刻像)が陳列されていて、元は旗上弁財天社に祀られていたらしい。鎌倉国宝館は余り訪問者がおらずゆっくり見られたが、賽銭箱もないし、他の彫刻像と一緒に陳列されていたので、参拝するものなのかどうか迷ったが、一応、手を合わせておいた。
(館内は撮影禁止であったので、この坐像の写真は「鎌倉国宝館」のHP
(https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/
kokuhoukan/shuuzouhin-cyoukoku.html)から転載)

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毘沙門天(びしゃもんてん)様@宝戒寺・・・病魔退散の神

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鶴岡八幡宮の大鳥居を出て、左方向の路地を進んで徒歩5分足らずで突き当りの宝戒寺に到着した。拝観料100円を支払って境内を本堂に向かって進み、多くの参拝客と共に参拝し、それから本堂に入って中央奥のご本尊と、本堂奥左手の毘沙門天像にも参拝した。ここも本堂内は撮影禁止だし、インターネットでも宝戒寺の毘沙門天像は見つからず、ここにその映像を紹介することは出来ない。

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寿老人(じゅろうじん)様@妙隆寺・・・長寿の神

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宝戒寺を出てすぐの路地を左手方向に進み徒歩5分足らずで右手にある妙隆寺に到着した。境内に寿老人を祀ったお堂があり、ここも大勢の人が参拝していた。この堂内には欅の一本造りの寿老人像が安置されているようだが、開扉されておらず写真が撮れないため、インターネット (http://www8.plala.or.jp/bosatsu/kamakura043
/myoryuji-jyuroson.htm)から転載した。

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夷尊人(えびすそんじん)様@本覚寺・・・商売繁盛の神

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妙隆寺を出てすぐの路地を右手に進み徒歩5分足らずで突き当りにある本覚寺に到着した。境内に夷尊人を祀った夷堂があり、ここもまた大勢の人が集まって参拝していた。この堂内には夷尊人像が安置されているようだが、撮影が憚られたため、インターネット
(http://www8.plala.or.jp/bosatsu/kamakura043
/hongakuji-ebisudo.htm)から転載した。この本覚寺では、1月10日に商売繁盛を願う「鎌倉えびす」が行われた。(本号の「表紙」記事参照)

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大黒天(だいこくてん)様@長谷寺・・・財福・出世・開運の神

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本覚寺を出て鎌倉駅に向かい、江ノ電に乗車して「長谷」駅で降車した。長谷駅から徒歩5分ほどあたりにある長谷寺に到着した。拝観料300円を払って境内にはいる。下境内には紅梅と白梅が咲きはじめ、上境内には蝋梅が5分以上の開花といったところか。(本号のギャラリー参照) 大黒様は、下境内の池のわきの大黒堂に鎮座されていたが、説明版をみるとご本尊でなく代わりの「さわり大黒」とのこと。多くの参拝客の列について、順番が来たので写真を撮らせて戴いた後に幸運を戴くべく小柄な大黒様を触りまくった。

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福禄寿(ふくろくじゅ)様@御霊神社・・・幸福・財福・長寿の神

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長谷寺を出て、長谷駅に戻る方向を徒歩5分ほどで住宅街中の参道を通って御霊神社に到着した。いよいよ七福神最後の神様である福禄寿様を祀ってある宝物庫に参拝した。境内には御霊神社や福禄寿の由来を記した看板があった。

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「鎌倉七福神めぐり」を終えて

朝10時に北鎌倉をスタートして、途中で昼食を取って、七福神の全てを巡って江ノ電の長谷駅から帰路についたのが午後2時であった。 全行程約4時間で、万歩計の計測で1万歩余の鎌倉七福神めぐりであった。天候も快晴で気温も温暖と気象条件にも恵まれ、2017年(平成29年)年明けの良いスタートを切ることが出来た。「鎌倉シニア通信」の読者の皆様と共に「我らに七福神のご利益がありますように!!」