最新号 編集部員のリレー随筆(63)


**12日間 の 船の旅**


姉とバルト海を船で旅をする。
エルミタ−ジュ美術館に行くツアーを探していたところ〜〜
ゆったりとしたコースなので初めての船旅を選びました。


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先ず !! ストックホルムに2泊(時差7時間)
ドウハ経由の疲れを取り、古い街を散策。

  ストックホルム

ストックホルム


さぁ! 客船にチェックインです。

旅の足あと
(ストックホルム港を夕方5時頃静かに出港)

7階のバルコニー付部屋では2人の荷物も定位置に落ち着く。
7時に4階で最初のディナーを頂く。窓には太陽が。日没は10時過ぎ。

追い駆けてくる鳥
 
最初(歓迎の)夕食
(追い駆けてくる鳥)
(最初の夕食は歓迎のご馳走)

夕食後は、吹き抜け(4〜7階)のピアノバーで生演奏があり、コーヒーを頂きながら楽しみ・・・。
それぞれでおしゃべりをも楽しむ。今回のメンバーはご夫婦が12組・友人同士・姉妹の28人です。
姉とベランダで日没(10:50頃)を見て眠る。数時間後カーテンを開けるとベランダ越しに日の出(4:00頃)が。


日没
(部屋から日没を)

(数時間後部屋から日の出が)

朝11時頃にヘルシンキの港に !! (時差6時間)

  ヘルシンキ
ヘルシンキ
公園
 
大聖堂
(作曲家シベリウスを記念した公園)
(ルーテル教大聖堂)

他に行った所 ●テンペリアウキオ教会・・・石の教会と言って内部は石が部分剥き出しで、
立派なパイプオルガンがありました。 窓もデザインされていて自然光が入り、広い空間は
岩肌との調和で落ち着いたものでした。●スオメンリンナの要塞・・・ 世界遺産のひとつ。
フィンランド湾を守る、また、独立以前から沿岸砲兵の基地として運用されてきた要塞島。


乗船2日目の夜はフォーマルで・・・Captain's welcome aboard reception,

キャプテンと

中央階段踊り場で船長がシャンパンを手に出迎えてくれた


朝9時頃にサンクトペテルブルク港に !!

  サンクトペテルブルク
サンクトペテルブルク

サンクトペテルブルク

ダビンチ
ダビンチ
ラファエロ
ティツィアーノ
カラヴァッジオ
(ダ・ビンチ)
(ダ・ビンチ)
(ラファエロ)
(ティツィアーノ)
(カラヴァッジオ)

エルミタージュ美術館の起源・コレクションのはじまり

エルミタージュ美術館の起源はエカチェリーナ2世が1775年に建てた自身専用の美術品展示室であり、一般公開はされていなかったが、1863年には可能となった。
コレクションのはじまりは1764年にエカチェリーナ2世がドイツから美術品を買い取ったのである。又、ロシア革命後は貴族から没収されたコレクションの集積所となった。
1918年には冬宮に存在した全ての研究、管理組織を建物共々、エルミタージュ美術館として統合することが決定され第二次世界大戦後に完了した。 所蔵美術品は300万点ある。

・ヴェラスケス ・ゴヤ ・レンブラント ・フラゴナール ・ミレー ・コロー・セザンヌ 
・ルノワール ・ゴッホ ・モネ ・ゴーギャン など等


イサク聖堂
 
クラヴィ-聖堂
(ロシア正教会の大聖堂)
(血の上の救世主教会)

サンクトペテルブルクは、17世紀初頭、ロシア最後のロマノフ王朝が誕生し、
その100年後ピョートル大帝がロシアの首都として建設した。
サンクトペテルブルクの中心は、大ネヴァ川左岸の歴史地区。
1917年のソ連革命以後、首都はモスクワに移転されたが、
「北のベニス」とも呼ばれている古都は、世界遺産に登録されている。

「イサク聖堂」(世界で3番目の規模)は巨大な金色のドームが輝いている。
「血の上救世主教会」の名称は、ロシア皇帝アレクサンドル2世暗殺された事による。

エカティリーナ宮殿
 
ピョートル大帝の夏の宮殿
(エカテリーナ女帝の夏の宮殿)
(ピョートル大帝の夏の宮殿)


2日間停泊後 夕方6時頃出港 !!

翌朝8時頃 タリン入港(エストニア)


  エストニア国旗

エストニア

ラエコヤ広場
(ラエコヤ広場 & 旧市庁舎)

街
 
ネフスキー聖堂
(街中の一角)
(アレクサンドル・ネフスキー聖堂)

エストニアの首都タリン。世界遺産に登録されたタリン旧市街の最大の魅力は、
入り組んだ石畳の路地をさまよいながらの美しい街並み。旧市街はその外縁が
ぐるりと石造りの城壁に囲まれており、何箇所かに内部へと通ずる門が開かれています。
丘の頂部に住んでいた要人や王侯貴族らを守る為に築かれた城塞が今も部分的に残っている。


  ラトビア国旗

ラトビア

ルンダーレ宮殿
(ルンダーレ宮殿の北門から)

聖ヨハネ教会
ユーゲントシュティール建築群
三人兄弟の家
ブラックヘッド会館
自由記念碑
(聖ヨハネ教会)
(アールヌーボー建築)
(三人兄弟の家)
(ブラックヘッド会館)
(自由記念碑)

世界遺産に登録されている旧市街「リガ歴史地区」は約300棟のアールヌーボー調の
建物の宝庫として有名である。新市街が官庁やオフィスが集まっている。
新旧市街の間にある自由記念碑は1935年に外国支配からのラトビアの自由を象徴している。
神戸市と姉妹都市を結んでいる。リガの人口は60万人(ラトビア200万人)である。

リガでは日本語の上手な案内人で4時間の観光でした。4時半頃に船に戻り、夕食の席に着く。
7時頃に静かに出港。 翌日は航海日。荷物をまとめたり、様々なエンターテイメントを楽しむ。
朝9時頃にストックホルム港着。港内でチェックアウトし、荷物を受け取りバスで市内に行き昼食。
夕方まで市内で過し、空港へ行きいよいよ帰路に着く。みんな元気に楽しそうな顔つきでいる。



今回の旅行は船上では8日間でした。先ず、荷物の移動がないので楽である。
12組の御夫婦の参加では、2組のご主人は病後で右半身付随、足だけ不自由な人、
又、高齢で歩行が多少困難なご主人であったが、28人の人たちは最後まで楽しんでいた。
数時間のバスでの観光は参加自由で、船上で留まって読書したり、のんびりしていたり、
車椅子の人は補助の人がいつも側にいてくれて楽しんでいた。

姉と私は2人での海外旅行は初。今更ながら好みや性格の違いが分かり新鮮でした。




制作 りんでん
編集部員のリレー随筆
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