友の会・アウトドア同好会(第10回)

柏尾川のお花見ハイク

土手の桜が有名で昔は川に船を浮かべて花見を楽しんだとか


参考地図

route

歩いた概略
コースは
点線で示してあります
マップ


第10回 友の会・アウトドア同好会を4月5日(月)に開催しました
昨夜の雨も上がって快晴に恵まれたけれど風が少し冷たい。定刻の10時に大船駅に集したのは 年度始めで小学校が始まるなどの理由か? いつもより少ない7名でした。
駅の西口から車の往来が激しい道を避けて柏尾川右岸の狭い小道を歩く。昨夜の雨で水量はいつもより少し多いが水は澄んでいて、川の中を泳ぐ鯉を見たり廃線になって久しいモノレール橋脚の残骸を眺めたりしながら歩きます。
鷹匠橋を渡って右岸の広い道路に出て笠間大橋下を抜けて、最近できたばかりの綺麗なプロムナード風の広い歩道を行く。
ここまで来ると車の通行も少なく、歩道に植えられていてチラホラと咲き始めたツツジの花を愛でたり、小さな畑に植えられている満開の菜の花を眺めたりしながら住友電工の工場前までの散策。

この先の飯島橋際からは、人と自転車以外は通行禁止(歩道と自転車道は別になっている)の「柏尾川プロムナード」で、良く整備された散策路が戸塚駅近くまで続いています。
途中のところどころにベンチがあり、お年寄りなどが疲れたら休憩できるようになっています。

柏尾川の桜 プロムナードに入ると黄色い花をつけたレンギョウが我々を迎えてくれました。彼岸桜はすでに盛りを過ぎて殆ど散っていましたが、ソメイヨシノは丁度見頃。金井公園あたりまでの桜は若木でまだ枝も張っておらず花数も少ないようでした。
このあたりから川の上流を眺めると桜並木が川に沿ってどこまでも続いているのは圧巻です。

桜並木の説明
桜の下を歩く

柏尾川大橋近くに「柏尾川桜並木の説明版」がありました。これによると
柏尾川の桜の歴史は古く安政年間にまでさかのぼることができます。大正−昭和初期には、戸塚駅から大船までの両岸に見事な桜のトンネルが連なり、関東屈指の桜の名所として知られていました。
その後、戦争や改修による伐採と新たな植樹を繰り返し、今日(約700本保存)に至っています。

と書かれていました。

川のカモで一句
ツクシを見つけた
野草を摘む人

説明板の所から川べりに降り橋の下を抜けて一面の緑に覆われた土手の下を川沿いに作られた遊歩道をしばらく歩きました。川には鯉が沢山泳いでいて時々小さな水鳥やカモなどが見られました。「土手の上には桜並木、歩く周りは若草、下の川には鯉や水鳥」を眺めながらの贅沢な散策で、ついつい時間が経つのを忘れてしまいます。

「横浜市戸塚区役所では、(戸塚駅よりの)
今の桜並木は殆どが老木で、放っておくと枯れてしまう心配があるため、美しい桜並木を未来に引き継ぐために再生事業を行っている」との看板がありました。
今年は桜の開花は例年より早かったものの、それ以降の気温が低く“開花から5日目が満開”と言われるのにアウトドア同好会の当日が丁度満開で、すっかり桜を堪能できて参加者一同大満足でした。
終着の戸塚駅には、12時丁度に到着し解散しました。
皆さんが撮られた桜の写真をギャラリーに展示しますのでご覧下さい。

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