友の会・アウトドア同好会(第3回)

衣張山から巡礼古道を歩く


参考地図

歩いた概略コースは赤とピンクの点線で示してあります

歩いたコースと時間

マップ

第3回 友の会・アウトドア同好会を1月31日(金)に開催しました
参加者は14名で「鎌倉シニア通信2002年3月号」で紹介された、衣張山のコースを散策しました。1月とは思えない暖かい天候に恵まれて、話に花を咲かせながら衣張山山頂からの景色を堪能し、巡礼道の庚申塔を見つけながらの楽しい散歩でした。

さ〜出発だ 当日は快晴、風もなく1月にしては暖かい絶好のハイキング日和。鎌倉駅東口に10時集合し予定通りに出発。
小町通を抜けてまずは八幡宮に向かい、八幡宮に着いて先ずは自己紹介。今回は参加者14名のうち半分位の人が初参加でした。
御御堂橋で 八幡宮では咲き始めた梅の花を題材にして、花の撮りかたの臨時デジカメ教室が始まり、先の事は忘れてワイワイガヤガヤで時間が過ぎてしまいました。
大御堂橋を渡り、田楽辻子の道を“鎌倉幕府時代にはこのあたりに田楽舞いの芸人が纏まって住んでいたらしい”などと歴史の知識を披露する人の話を聞きながらののんびり歩き。

林の中を登る

杉本寺前から来た道と交わる四つ角から衣張山登山道(平成巡礼道)に入り、うっそうとした杉林の中を徐々に登っていくと。途中に小さな夫婦道祖神があり、更にしばらく行くと(石切り場跡の)大きな洞窟に出る。

衣張山・山頂の眺め-1
衣張山・山頂の眺め-2

頂上に着くと「これぞ“湘南”という眺め」が開け、その展望の素晴らしさにみんな歓声を上げる。鎌倉市街の向こうに相模湾、江ノ島の先には真白い雪をかぶった富士山がぽっかり浮かんで見えた。
また少し行くと“八幡様のお社越しに大船の観音様が見える”場所がある。信じられないアングルに すご〜い と感嘆しきりで、またまた交代で撮影会となってしまった。

巡礼古道を行く

この後下りになり足元に気を付けながらゆっくり降りハイランドの住宅街に出て、報国寺に直接下る道を左手に見て少し先の巡礼古道に入る。ここは杉本寺から逗子の岩殿寺に通じていた道で庚申塔と彫られた石板や小さな五輪塔がそこかしこにあり、昔の巡礼の旅が偲ばれる静かな道だ。
磨崖仏 しばらく行くと磨崖仏が現れる。説明書を見ると金剛窟地蔵尊とあった。
そこからは急な下り坂で本日一番の難所。足元に気をつけ、草や木の枝に掴まりながら慎重に降る。降りきったら最終目的地の報国寺はもう目の前。

報国寺境内で梅の観賞

報国寺にお参りし、境内に咲き始めた紅白の梅の花を愛でながら一休み。下界に降りたら急にお腹がすいてきて、近くのカレー屋に入る。小さなお店はほぼ貸しきり状態で、ご飯が品切れになるというハプニングもあったりして、衣張山頂上の眺めやパソコン・写真の話などしながらの昼食でした。食事で元気を取り戻した大半の人は鎌倉駅まで歩き、まだまだお若い元気振りを披露しました。

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