パソコンのお掃除(外周り編)
(小技辞典11)

”ホコリ”はパソコンの大敵です。1年間お世話になったパソコンもホコリを取り去り、きれいにお掃除をして新年を迎えてください。

パソコンはあくまでも精密機器です。お掃除をする時は必ず電源を切り、パソコン一式の電源をコンセントから抜いてください。このとき、コード類が机の下でぐちゃぐちゃになっていたらきちんと整理をし、コンセントを間違えないように、テープなどで印をつけながら抜いてください。水気や静電気には充分注意をして行ってください。

今回は、ディスプレイ・キーボード・マウス・本体・プリンタ、のお掃除方法を紹介しますので、参考にしてください。
・ ・ ・ ・ ・ ディスプレイ ・ ・ ・ ・ ・

【CRTディスプレイ】

CRT ブラウン管タイプのディスプレイは、静電気でホコリを寄せ付けやすいです。乾いたやわらかい布などで拭くとホコリは取れます。汚れが付着している場合は、住宅・家具用合成洗剤などを布にしみこませて汚れを拭き取り、水に湿らせ硬く絞った布で洗剤をきれいに拭き取ります。 ガラスクリーナー、ウェットタイプの不織布等を使用すると薬品成分が筋になって残るので避けた方がいいでしょう。

【液晶ディスプレイ】
液晶 液晶画面はやわらかくできていますので、決して強く押したりこすったり、しないで下さい。CRTディスプレイ同様、乾いたやわらかい布でホコリを拭き取って下さい。水拭きはおやめ下さい。

立て札 ディスプレイ用のクリーナー(CRT、液晶画面対応)が市販されています。拭き跡がほとんど残らず、静電気防止効果もありホコリの再付着を防ぎますので利用することをお勧めします、。

・ ・ ・ ・ ・ キーボード ・ ・ ・ ・ ・

キーボードのキーの隙間にはホコリやゴミががたまりやすいです。 掃除機の口を付け替え、キーボードの上を軽くなでながらホコリを吸い取ってください。よごれがひどい時は、住宅・家具用合成洗剤を布にしみこませてふき取り、水に湿らせ硬く絞った布で洗剤をきれいに拭き取ります。このときキーの隙間に水分が入らないように充分注意してください。
デスクトップ型の場合キーボードを本体から外し、ゴミ箱の上などで逆さまにして振ってみましょう。キーの隙間に入り込んだ大きめのゴミなどが案外出てきます。

立て札 キーボードのキーの隙間はホコリがたまりやすいので、使わない時は布かハンカチをかけておくことをおすすめます。

・ ・ ・ ・ ・ マ ウ ス ・ ・ ・ ・ ・
マウス マウスには光学式マウスとボールをつかうものがあります。ここでは動作をボールによって行うマウスの掃除の方法を紹介します。
マウスの外側は洗剤をしみ込ませた布でふき取ると綺麗になります。マウスの中に入っているボールは、ホコリがつくとすべりが悪くなり、イライラの原因になります。マウス底辺の蓋を外してボールを取り出し、水洗いしても構いません。ただし、よく乾かしてからセットしてください。ガムテープの上を転がしてゴミを吸着させるという裏技もあります。ちなみにマウスパッドそのものに汚れがついて、動きが悪くなる時もあります。その場合はマウスパッドを新しい物に取り替えてしまうのが一番です。また、マウスも消耗品と考え、調子が悪く不安定な動作をするときは、新しいマウスに取り替えると解決する場合もあります。

・ ・ ・ ・ ・ 本 体 ・ ・ ・ ・ ・

【デスクトップ型のみ】

本体 パソコン本体のケース外側のお掃除方法はマウスと同じです。
パソコンが常設されている部屋の環境にもよりますが、1年間お掃除をしない本体内部にはホコリがかなりたまっています。 パソコンの電源を入れるとファンが回りっぱなしになり、ファンにゴミがたまると音がうるさい、送風量が少なくなるなどで放熱処理が弱くなり、故障の原因にもなりかねません。トラブルが起こる前に掃除をしましょう。

ファンのお掃除手順
  1. 本体のケースのネジををすべてはずし, ツメでひっかけてある場所を確認しながら、引き出すようにはずす。
  2. 内部の部品にふれないように気を付けて、口を付け替えた掃除機でファンのホコリを吸い取る。
  3. 付着して取りきれないゴミは歯ブラシや綿棒で綺麗に取りましょう。

立て札 今回は本体内のファンのお掃除方法を紹介しましたが、本体内部のボードやコネクタの接続状態がわかれば、それらを一端外して掃除したほうが綺麗になります。ただし、パソコンのハードに自信のない人は、元に戻せなくなる恐れがあるので、ボードや配線などを外す場合は各自の責任で行ってください。

・ ・ ・ ・ ・ プ リ ン タ ・ ・ ・ ・ ・

プリンタ外周りの汚れは、住宅・家具用合成洗剤を布にしみこませてふき取り、水に湿らせ硬く絞った布で洗剤をきれいに拭き取ります。このとき、プリンタカバーの隙間に水分が入らないように充分注意してください。
年賀ハガキの印刷中にトラブルが起きないように、操作ガイドの[日常のお手入れ]を参考にしてプリンタ内部をきれいにクリーニングしてから印刷を行ってください。印刷途中でインク切れにならないように、インクの補充も忘れずにしておきましょう。

・ ・ ・ ・ ・ お わ り ・ ・ ・ ・ ・ 

今回はパソコンの外周りのお掃除方法を紹介しましたが、パソコン内部のお掃除も含めて、普段からこまめにお掃除をする事をおすすめします。

パソコン内部のお掃除方法はこちらです。
制作:ちょっぺ


鎌倉シニアネット・友の会の方
質問は下記にお寄せ下さい。
info_kcn-s@egroups.co.jp

メニューに 戻る