アドレス帳の活用


アドレス帳は、連絡先に関する情報を保存しておいて、Microsoft Outlook Express などのプログラムから簡単に取り出すことができるようになっています。
ここでは連絡先に関する情報を使いやすいように整理する時に役にたつ便利な機能を紹介します。

アドレス帳では、1つの連絡先に対して複数のメールアドレスを保存できます。また、自宅と勤務先の住所、電話番号、FAX番号の他、誕生日、記念日などの個人情報も記録して保存できます。そのうえ(あまり使用する事は無いと思いますが)個人のURLや勤務先のURLなどを保存しておいて、アドレス帳からWebページを開く機能もあります。

個人的にメールを使用している場合、利用して便利な機能は「グループを追加してメーリングリストを作成」できる事です。サークル仲間や家族・友人など、複数のメールアドレスをグループとして登録しておけば グループ全員にメールを送るときは、夫々全員の名前を選択する必要はなく、アドレス帳に登録したグループ名を選択するだけで済みます。
グループを作成することによって、たくさんのメールアドレスが登録されているアドレス帳を整理することができます。



1、メンバーのグループ化(一括送付)
それでは、同窓会というグループのメーリングリスト(一括アドレス)を作ってみましょう。

OEの画面で
1.アドレスをクリックしてアドレス帳を開きます。
2.ファイル--新しいグループで、作成表を開きます。

作成表(プロパティ)画面で
3.まず、グループ名の欄に 同窓会 とタイトルを書きます。
4.画面右の 選択ボタン」をクリックすると、アドレス帳のメインユーザー一覧表が表示されます。

アドレス帳の画面で
5.このメインユーザー一覧表から同窓会メンバーとして登録する名前を選択して
6.中央にある「選択ボタン」をクリックすると右側のメンバー表に登録されます。(必要な名前だけこの作業を繰り返します)
人数が多いと作業が大変なので、メインユーザー一覧表から名前をダブルクリックすれば、登録ができます)

これで作業は終了です。下のOKボタンをクリックすると「同窓会のプロパティ」という新しく作られた画面が出ます。これで内容を確認してOKボタンをクリックすると、アドレス帳の一覧表に「同窓会」のフォルダが新しく追加されています。メール作成・送信時に同窓会ファイルを選ぶと、これに登録されているメンバー全員に一度に送信することができます。




2、アドレス帳のバックアップ(保存)・・・作業にはエクスポートという言葉を使います。

1、アドレス帳の連絡先をほかのプログラムに保存するには
アドレス帳に登録されている連絡先は、ほかの Windows アドレス帳ファイル (*.wab) や、Microsoft Exchange の個人用アドレス帳、
およびテキスト (*.csv) 形式のファイルにエクスポート(保存)することができます。


2、自分のアドレス帳のファイルを別の Windows アドレス帳にエクスポート(保存)するには
a)アドレス帳で、[ファイル] メニューの [エクスポート] をクリックし、[アドレス帳 (WAB)] をクリックします。
b)エクスポート(保存)先のアドレス帳のファイルを選択し、[保存] をクリックします。

3、Windows アドレス帳ファイル以外のアドレス帳の形式にするには
a)アドレス帳で、[ファイル] メニューの [エクスポート] をクリックし、[ほかのアドレス帳] をクリックします。
b)エクスポート(保存)先のアドレス帳またはファイルの種類をクリックし、[エクスポート] をクリックします。


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