修理技術

鎌倉シチズンネット
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2006/11/5
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1.ボールマウスの修理(2006年10月)

  1. マウスを水平方向右側に動かすしばらくしてとポインタが移動しなくなる。
  2. ボールに圧力を加える車輪にガタがあrった。
  3. ワッシャ(スペーサ)をいれて解決。
    マウスの内部

2.ノートパソコン用ACアダプタ応急修理 (2006年1月)

  1. 富士通製ノートパソコンにて電源異常。ITサロン深沢にて電源異常を確認。
  2. ACアダプタ(FMV-AC302)を分解調査したところ、疑われたAC入力コンセント部は正常。2段の高周波フィ ルタ(トロイダルコイ ル) を経由して全波整流器に接続してあるが整流器にACが印加されていない。
    回路図

  3. 2段目のトロイダルコイル(コモンモードコイルの片側)が断線(実体配線図を作成して確認)。
    巻き線の引き出し

  4. 故障原因:
    コイルの巻き線が直接基板に半田付けされているがコイル自体が基板に固定されていないため、振動で断線した と推定される。(このよう な構造の部品を用いるのならコイルを接着等で固定しないといけないのだがそのようになっていない。)
  5. 修理内容:
    コイルの1段目と2段目が接着されているので8本の線の半田はずしがむつかしい。(半田吸引器もっていない。) 幸い巻線がワニス処理 されてい なかったので、引き出すことに成功。延長線を取り付け、基板のパターンに半田付けした。 パターン側はエポキシ樹脂でポッティングして 固定。
    ジャンパー線

  6. 試験結果:
    良好 出力(負荷開放)=17.45V (公称出力 16V2.8A)
    組み立て後の外観

  7. 修理には最善の努力をしたが内容がAC100Vの高圧系なので、使用後はACコンセントから抜いておくこと。(発煙 等の事故防止のため取り扱い厳守。 なお、当然ながらメーカの保証は得られない。)

3.HDDの基板を交換して復活 (2005年6月)

  1. Gateway製ミニタワー機が立ち上がらなくなった。
  2. 初期診断の結果HDD(Quantum Fireball lct1:10GB)不具合で、内部の円板が回転していない模様。ハードディスク
    インターネットで調査したところ同様の不具合報告が多数あった。共通原因は基板のIC不 良(焼損)。よって基板の交換が必要ということになった。プリント基板
  3. 秋葉原に 行った際、交換用のHDDを調査したところ、20GBの中古はあるが、10GBは見当たらなかった。
  4. インターネットで基板は共通とのことだったが、自信がなかったので、昔の仲間に確認した ところ、互換性があるとのことだった。 この時点では、何GBでもよいから生きた基板を探すつもりだった。
  5. そうこうするうちに、某氏より10GB物があり、 提供してもらえることになったので、好意に甘えることとした。
  6. 作業内容
    Quantum Fireball lct10 付属の基板を良品と交換、 スピンドル回転を確認後、ケースに収納。ディスプレイ、K/B、マウスを接続し98SE立ち上げ確認。
    完成品


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