第47回 My 鎌倉  
今月のゲスト


高梨 真光さん


鎌倉FMでパーソナリティ
大倉薬局で薬局経営

[05.10.25 鎌倉市由比ヶ浜の鎌倉FMにて]

  高梨 真光さん

たかなし・まさみつ さんのプロフィール
昭和38年(1963年)生 鎌倉生れ鎌倉育ち、第2小、第2中、湘南高校、東邦大薬学部を経て、
昭和62年(1987年)薬剤師免許取得、調剤薬局勤務
平成10年(1998年)から大倉薬局に勤務、その後店主に
平成11年(1999年)鎌倉FMにボランティアスタッフとして参加



■本業は何?


よく本業は何だ?と冷やかされます。(笑い)
私にとっては本業の大倉薬局の経営も大切ですが、鎌倉FMも同じように大事です。

現在
  • 毎週月曜日21:00〜21:58「カマクララテンナイト」で、パーソナリティ、
  • 毎週火曜日10:00〜12:00「鎌倉シーサイドステーション」でミキサー、
  • 毎週火曜日17:00〜18:28「鎌倉シーサイドカフェ828」でパーソナリティ
をつとめています。

■ミキサーとパーソナリティ


ミキサーというのは、番組の流れをコントロールしながら、所定の音楽をかける操作をしたり、CMをはさんだりする役目のことです。

ミキサーをつとめる高梨さん 大きな局なら色々役割分担があるのでしょうが、小さな所帯では、パーソナリティと同じスタジオの中で、機械の操作を一手に引き受け、タイムキーパーなども引き受けます。

パーソナリティの手元にあるのはマイクのカフ(スイッチ)です。

パーソナリティは、曲目を選定し、リスナーに話しかけたり、おしゃべりをする役割があります。

普通はミキサーとパーソナリティ(喋り手)は別の人が担当するのですが、 私がパーソナリティをつとめる番組では、ミキサーと喋り手を兼務しているので、番組の前日までに、どんな曲をかけよう、どんなことを話そうということを決め、当日のスタッフと打ち合わせをしています。


(息もピッタリ)
(操作盤をにらむ)
息もピッタリ
操作盤をにらむ


■子供のころから広報好き


今から考えると、私は子供の頃からラジオ好きでした。(笑い)

小学生の頃から、ラジオ番組に投稿して、番組で自分の書いたものが読まれるととても喜んだものです。(笑い)
今でも投稿しています。(笑い)
人から「読まれていたね!」なんて言われることもあります。(笑い)

また、小学生の頃から高校生まで、学級・学校新聞を発行したりしていました。
広報関係が好きだったんですね。(笑い)

ラジオの「送り手」として係わりたくなったのは、 ラジオのパワーが非常に強いということを体験したからなんです。
ある番組で、リスナーが公開放送に集まるということがあり、これに参加しました。

この番組は人気があって、100人以上も集まっていました。
番組の公開イベントなどに何回か参加していくうちに、リスナー同士も仲良くなり、この仲間から結婚した夫婦が5〜6組誕生したのです。
まさに、ラジオの番組が人生を変えた、と言えますよね。
こういったラジオ番組のパワーを知って、ラジオって凄いなぁ、いずれこの世界に関わってみたいなぁと思うようになりました。


■1999年鎌倉FMに参加


1999年(平成11年)秋に、鎌倉FMが人を募集しているのを知り応募しました。

当初、音楽番組「鎌倉シーサイドカフェ」を担当しましたが、この番組は収録番組で生放送ではありませんでした。
この番組は、月曜から金曜まで同じ時間帯に同じものを流すという方式でした。

こういった経過を経て、生番組に出るようになったのです。

ただし初めは裏方担当でした。

(調整1)
(調整2)
(番組は順調)
調整1
調整2
番組は順調

(パソコンで話題の収集)
(しゃべる)
(笑う)
パソコンで話題の収集
しゃべる
笑う


■とりあえず理科系(笑い)


大学入試の時は理科系を選びました。
家業を継ぐということと、文系の勉強はいつでも出来るが理科系の勉強は今しかできないと思って、東邦大の薬学部に入りました。

卒業後、知り合いがやっていた調剤薬局に入り、10年間勤めました。
家業を継いだのはその後です。

エッ!、白衣ですか?

本当は白衣を着た方がいいのでしょうが、薬局にいるときはほとんど白衣は着ないンです。(笑い)

(鎌倉市雪ノ下・大倉薬局)
(大倉薬局で)
鎌倉市雪ノ下・大倉薬局
大倉薬局で


■家業と趣味の融合


今、「鎌倉衛生時報」の編集委員をやっています。
編集委員をやりながら、薬について、みなさんが注意する点などをコラムにして載せています。

鎌倉衛生時報の2005年11月15日号は「ピロリ菌と薬」という記事です。

(鎌倉衛生時報・2005年11月15日号より転載)
鎌倉衛生時報よれ転載

(記事を全文読みたい方はpdfファイルでご覧になれます。)
「ピロリ菌と薬」


また、校医と同じように学校薬剤師という制度があり、私は鎌倉市立手広中学校と横浜国立大学付属鎌倉小・中学校の学校薬剤師をやっています。

身体については校医が、学校の環境については学校薬剤師が担当し、飲料水・教室の空気・明るさ等の検査をしたりしますが、昔は検査中心だったこのような仕事も、今では、教壇に立って薬剤師の立場から薬の話をするように時代が変わってきています。
鎌倉FMでパーソナリティとしておしゃべりしているので、生徒に向かって授業をするのに違和感は無く、話したいことがすらすら出ます。(笑い)

もちろん、火曜日の午前の番組「鎌倉シーサイドステーション」では、 毎月第1と第2週、午前11時20分ころから 「まさみつ先生のなるほどファーマシー」というコーナーを受け持って 薬剤師の立場から薬についてのアドバイスや説明をしています。

また私がパーソナリティをやっている「鎌倉シーサイドカフェ828」では、 「食と健康」がテーマなので随時、薬の話題などもお話しています。


■鎌倉FMを通じて交友の範囲が大きく広がりました


意外な人がラジオを聞いてくれているんだとつくづく思うことが良くあります。

また、この夏に行われたビーチフットサル大会「鎌倉スパイラルカップ」で会場の放送を引き受けたのも、鎌倉FMによって広がった人間関係のお陰だと思っています。


■せっかくの放送を電波の障害で聞けない方は


鎌倉FMのロゴ

鎌倉は地形が複雑なので鎌倉FMの電波が届かなくて聴いて頂けないご家庭がかなりあるようです。

この場合、鎌倉ケーブルテレビと契約している方は、ケーブルテレビのホームターミナルから有線でラジオを聴くことができます。
ケーブルテレビが契約者に配っている「鎌倉ケーブルテレビ・チャンネルガイド」に出ていますので是非おためし下さい。
鎌倉FMは無線では82.8メガヘルツですが、有線の場合は79.4メガヘルツです。




鎌倉FM
神奈川県鎌倉市由比ガ浜3丁目6−2
江ノ電・「由比ヶ浜駅」近く
電話:0467-25-7000
ホームページ: 鎌倉FM

大倉薬局
神奈川県鎌倉市雪ノ下3丁目8-32
京浜急行バス・バス停「大学前」近く
電話:0467-22-0394
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