今月の庚申塔めぐり

−(44) 山ノ内八雲神社裏−



所在地 ●山ノ内八雲神社は、北鎌倉駅東口からホームに沿って大船方面に進み、 突き出た岩を貫く小さなトンネルを過ぎ、ホームのはずれの少し手前から右に入る道があります。その奥には石段があり、登りつめると八雲神社があります。
庚申塔は、社殿の左脇にある物置小屋のような建物の左側の細い道をたどると、 右手の崖に沿って並んでいます。
庚申塔は11基です。

●この庚申塔シリーズをご覧の方の中で、「一番古い庚申塔は一体どこか」とお考えのかたもおられるでしょう。
お待たせしました!  左から4番目の舟型、寛文五年(1665)のものです。塔身も136センチメートルで最大だそうです。

●上記の「トンネル」のある突き出た岩は、横須賀線の敷設で大分削られたようですが、北の入り口を守る防塁だったという方がいます。十二所の朝比奈峠入り口の庚申塔が立っている台地(地点No.1)とともに防塁の遺構であろうとのことです。
庚申塔の概要11基
  • 駒型
  • 角柱型(頂猿)
  • 角柱型
  • 舟型(市内で最古)
  • 自然石
  • 尖頭角柱型
  • 唐破風付笠塔婆(現在は笠なし)
  • 舟型
  • 尖頭角柱型
  • 舟型
  • 尖頭角柱型
庚申塔の現状記録通り11基あります。
(平成14年9月25日)
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更新日2004.1.21

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