(3段3番目) 舟 型
上辺に日月、中央に「奉造立帝釈天王(玉)」と刻み、中ほどの両端に鶏を配しています。

下部には三猿が厚肉彫でなされています。

寛文十二年(1672)の建立です。これより以前の年のものは8基しかありませんので、古いものに属します。
安山岩製、高さ96.5センチメートル。
鶏をつけたものではもっとも古いものだそうです。
鶏は寛文のころからつけられるようになったとのことです。

市指定有形民俗資料になっています。
(鎌倉の文化財第3集)