今月の庚申塔めぐり

−(14) 大倉稲荷−



所在地●大倉稲荷は、鶴岡八幡宮から県道を浄明寺、十二所方面へ向かいます。大塔宮(鎌倉宮)へ向かう道との「岐れ路」(地名でもあります。)の手前、20〜30メートルのところに右に入る道があります。
正面に「この先行き止まり」のサインがありますが、さらに進むと滑川にかかる橋があり、その先に鳥居が見えてきます。
鳥居をすぎると左手に庚申塔その他の石塔が8基見えてきます。
社殿へはさらに山道をたどります。

大倉(蔵)稲荷はあまり聞く機会がないように思いますが、名前は吾妻鏡などの古い資料にでてくるそうです。しかし、それがこちらのことなのか、それとも浄妙寺内にあるものなのか、どうも決め手はないようです。
庚申塔の概要全部で8基あるうちの6基が庚申塔です。
( )内のものは庚申塔ではありません。
  • (一番左、舟型、馬頭観音)
  • 駒型、「庚申塔」と刻む。
  • 駒型、上辺に日月、中央に「庚申塔」と刻み、下辺に三猿。
  • 駒型、上辺に日月、中央に「庚申塔」と刻み、下辺に三猿。
  • 角柱、「庚申塔」と刻む。
  • (自然石、「妙見菩薩」と刻む石塔がここにはいる。)
  • 角柱、「庚申塔」と刻む。
  • 自然石、「猿田彦大神」と刻む。<「猿田彦」のうち庚申の講中がたてたものは含める。> 
庚申塔の現状6基
記録の通り保存されています。(平成14年3月1日)
全  景
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更新日2004.1.21

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