今月の庚申塔めぐり

−(08) 関取場跡−



所在地●岐れ路から県道を浄明寺のほうに向かい数十メートル進んだ左手に「関取場」を説明する石碑が立っています。庚申塔があるのはそのうしろ、珊瑚樹の垣根の中にあります。

石碑には「当所ヲ里俗せきばト称ス云々」とあります。天文十七年(1548)北条氏(小田原)はこの地に関所を設け、関銭をとり、荏柄天神の造営の費用にあてました。掟書(おきてがき)の文書は今も荏柄天神に保存されています、といったことがかいてあります。
庚申塔の概要1基あります。

角柱型で、正面に大き「青面金剛」と刻み、慶応二年(1866)の銘があります。 覚園寺の信徒が道標として立てたものだそうです。
庚申塔の現状1基
記録の通り保存されています。(平成14年3月1日)
全  景
庚申塔
更新日2004.1.21

「一覧表」へ戻る

庚申塔のトップページへ