かまくら雑記帳 …[その9]

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鎌倉の海、その夕陽


海の夕映えは旅のエピローグにふさわしい。稲村ガ崎、七里ガ浜の海岸線はそんな夕日スポット≠ナもある。

一時、稲村ガ崎に暮らした詩人・田村隆一は、七里ガ浜の夕日に託して鎌倉の風景をこうつづった。

つるべ落し/とはよく云ったものだ/秋の夕陽がまるで燃えつきるようなスピードで/伊豆半島の天城山の彼方へ/落ちて行く
つるべ落し/鎌倉には十二世紀以来の/十井があるけれど/どの井戸にももう/つるべなんかありはしない(後略)
(「七里ガ浜より夕陽を見る」より)

まっ赤な空に富士のシルエットが浮かぶ海の夕陽は、まさに鎌倉・湘南ならではだろう。浜辺で、レストランのテラスで、夕陽を浴びてひとときを過ごすのも、他にない「鎌倉の味」。

七里ガ浜夕照
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