かまくら雑記帳 …[その6]

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愛されて……江ノ電


鎌倉を語る風景に欠かせない江ノ電。明治35年(1902)の開業以来、古都の風情にふさわしい足≠ニして人びとに親しまれている。

近年レトロ電車も登場した江ノ電は鎌倉散策の頼もしい味方。乗り降り自由の一日乗車券(のりおりくん一枚580円)を買って上手に活用してみよう。同時に、鎌倉の空気を満喫させてくれる車窓の風景も楽しみたい。

鎌倉駅を出発し、家並みの軒先をかすめながら進んでゆく。周囲の人びとにとり、線路は重要な生活道路でもある。極楽寺のトンネルを抜け稲村ガ崎駅を過ぎると、目の前にサーッと広がる青い海。その爽快感が堪らない。窓から七里ガ浜、江の島、富士山が見えたら、それは鎌倉を代表する風景との出合い。三位一体の景勝は浮世絵にもしばしば描かれている。ちなみに、単線電車江ノ電の発車間隔は12分。長くもなく短くもないこの時間、地元では江ノ電タイム≠ニ呼ぶ人もいる。

江ノ電の写真
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